はじめに
20代にできなかった世界旅行を、30歳で彼氏と一緒に!と
2008年2月29日に出発した世界一周旅行。
旅行日数のべ425日、2009年4月29日に帰国いたしました!
最終地のハワイで彼氏は旦那となり…
準備期間から旅行中のあれこれ、事後報告など右のカテゴリ別にご覧ください☆
 
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パルミラ、ダマスカス、シリア最後の思い出
2008121202.jpg
パルミラは世界遺産の遺跡があるためか、
食堂も観光地値段であった。

例えば、アレッポでは140で食べれたローストチキンが、
言い値500で吹っかけられたりするので、どうも食べる気がしない。

かといって、安いファラフェル屋とかシャワルマ屋もないのだった。

昨晩は、しかたがないので観光客しか入っていないレストランで
ひとり250のセット料理をふたつ注文する。

店のおじさんは、私たちを見るなり、、
国際学生書を作れるけどどうだ?と、もちかけてきた。
もちろん偽物ってことだろう。

シリアでは、国際学生書があると、観光スポットの料金がかなり安くなるのは知っている。

ただ、この話には続きがあって、今日パルミラを観光していたら、
日本人と思われるアジア人が、遺跡で学生書を付き返されていた。

もしかして、ここで作ったものは偽元とばれているんじゃないの?
というのは私の予想。真偽は分からず。


レストランでの話しの続き。
しばらくすると、今度は宿のおじさんが我々を探して店に入ってきた。

そして「彼がすずきたかしだよ」と、ひとりのシリア人のおじさんを紹介された。
はぁ?っという感じである。
どこから見てもアラブ人のおじさんが、少し照れたように「たかしです」と言う。

どうやら、パルミラでは「すずきたかし」と呼ばれるタクシードライバーがいて
日本人相手にガイドをやっているらしい。

どこかの情報ノートでみたけれど、料金はそんなに安くは無い。
でも日本人は、安心感から彼を探すのだろうか。

なんでも、偽者まででるらしい。
わたしたちはタクシーで回る気はなかったので、断った。


とにかく、なんだか嫌な雰囲気の街である。
どうでもいい噂の真偽を確かめに安宿に泊まってしまったのも失敗だった。
夜は寒くて、ダウンを着て寝た。
もっといい宿にすればよかったと後悔するはめに。
2008121201.jpg
さて、気を取り直して朝からパルミラの遺跡を見学する。
昼にはバス亭に戻りたいので、3時間ほど歩ける範囲でブラブラ。
パルミラには、確かに車でしかいけないような遺跡も点在しているようだけど
わたしたちはこれで満足した。
2008121204.jpg
丘の上に城が見えて、がんばれば歩いて登れそうだったので
もし一日時間があれば登ったかもしれない。
でも今日は下からあおぎ見ただけ。

とにかく大きな遺跡である。
紀元前2世紀ごろのもので、
神殿にまつわれていたのは、ギリシャの神と似たような神様だった。

昨日とまった宿の名前はパールシャーメンといったのだけど
これはゼウスのことらしいし。

この土地にイスラム教がやってくる前には、
どんな神様がいたのかなぁと思う。
2008121203.jpg
ラクダが退屈そうにしている。
ラクダ使いのベドウィンのおじさんも、退屈そうだ。
2008121205.jpg
かわいいなぁ。

昼になると、メインストリートにあるモスクに人があつまってお祈りをしていた。
その前にはホンモス屋があったので、そこでお昼にする。

午後、ぺトラからダマスカスへ移動。
一時間に一本バスがあり、チケットも簡単にとれると
宿の人も、昨日のレストランのおじさんも言うから
とりあえずタクシーで昨日降りたバス乗り場らしきところまできたものの、
バスはフルだと言われてしまう。

タクシーの運転手がいくつかのバス会社を回ってくれ、
フルだから、タクシーで別の場所jまで150ポンドで行くよ、と言う。

これが、本当なのか、タクシーに乗らせたい作戦なのか、
いまいちわからない。

シリアの人は全体的にやさしいし、
多干渉ぎみだけど悪いひとはいないなぁ、とわりと信用していたのだけど
観光客相手に商売をやっているひとは、いまいち、信用できないところもあったりする。
そこは、商売上手なアラブ人である。
どこでも一緒だろう。

なので、タクシーを降りて、自分たちでバスを探すことにした。
でもどうしたいいのか、よくわからない。
フルだからタクシーで行くよ、ともちかけるドライバーもいる。
でも絶対バスでいけるはずだと思う。
これはもう、勘でしかない。

ちょっと疲れたので、私がコーヒーを飲みながら荷物版をしている間に
相方が通りの裏の方を見に行った。

で、しばらくして笑顔で戻ってきた。
どうやバスのチケットがとれたらしい。

道路に面したバス会社ではダマスカスまで190ポンドだったけど、
300もしたようだ。しかも、バスはかなりボロい。
運が悪く、一番後ろの席で、狭いし。

でも買えただけいい。これで夕方にはダマスカスだ。
2008121206.jpg
砂漠ともお別れ。
途中でベドウィンのテントが見えたけど
この時期夜は冷えるだろうなぁ、と思う。

車窓から、昨日のような綺麗な夕日が車窓から見れることを期待したけれど
ダマスカスに近づくにつれ雲が多くなってきた。
砂漠にもいろんな表情があるんだなーと思う。


日がすっかり暮れたダマスカスで、宿を探した。
うーそれにしても宿が高い。
部屋にセントラルヒーターがあるのに、そんなに暖かくないし。

夕食を食べに街にでたけど、どこも結構な値段がする。
あるレストランで店の前のメニューを見ると
妥当な値段だったので、入ろうかと思っていたら、
中からスタッフがでてきて、
本当の料金はこの倍だから、と言ってきた。

この意味、値上げして倍になったのか、それとも外国人料金が倍なのか…。

もちろん前者だと思っていたのだけど、この後の出来事によりよくわからなくなった。

その後、わたしたちは、安食堂を求めて歩き、
惣菜を指差しオーダーできる庶民的な食堂に入った。

壁にはメニューが書かれていて、そこに書いてある値段は
最高でも175ポンドだったので、予算内ですみそうである。

それでも、ちゃんと値段を確認してからオーダーするべきであったのだ。

あとで請求されたのは500ポンド。
これって、レストランで食べるのと同じぐらいの金額である。

で、相方が
おかしいだろう、これはいくらだ、これはいくらだと、料金の確認をする。

するとまず、ライスが200ポンドだ、と言う。
どう考えても、ふっかけすぎだ。
じゃぁメニューでいうとどれになるんだ、と確認しようとすると、

店の人も、正直にこれ、といって指したメニュー表には25ポンドと書いてある。

わたしたちは、必要性からアラブの数字をすぐに覚えた。
だから、数字だけは読めるのだ。
2008121207.jpg
右の段の一番上。
どう見ても、25と書いてある。

なのに、その後に続く j という文字の上の点を0だと言い張るのだ。

ちょっと笑える。苦しい言い訳である。

例えば、もしこれがインドであったら、
この場で、わかったわかった、といって相手はきっと料金を下げるだろう。

それでもちゃっかり上乗せされてたりするけど、
こっちの許容範囲であれば、それをわかっていても払ったりする。
そうすれば、笑顔でバイバイすることができる。

でもこのシリア人は、なかなか引かない。
店中のスタッフがみんな、これが0だと言い張る。
店の子供は、その様子をみて笑っているが、こっちも笑ってしまうぐらいバカバカしい。
みんなして、数字の読めないだろう外国人をいいくるめようとしているのだ。
その態度がムカつく。

金額的には、500っていっても、1000円ぐらいである。
払うことはもちろんできる。わたしたちはお金を持っているのだ。

他の国でも、ちょっと上乗せして請求されることは度々あった。
店の方もうまくやるもので、だいたいはメニューが別だったり
もしくは黙認できる程度の上乗せだったりする。
それでも多いと感じるときは、指摘すればだいたい向こうも間違いを認める。

この店みたいな料金表のあるファーストフード的な店で
法外な料金を言われることはめったになかった。

しかしこの店の強情っぷりはどうだろう。
相方も、そんな様子に収まりどころが付かず、
笑いそうになりながらもポリスを呼べといってみる。

とうとう、店の人は、わかった、ポリスを呼んでくるよといって店を出て行った。
そして、軍服姿の男を何人か連れてきた。

明らかに、これはポリスではなく、彼の友達のソルジャーだろう。
こちらが怖がるとでもおもったのだろうか。
しかし、こちらでは徴兵制があるらしく、街中で軍服姿の人をよく見るけど
そんなに迫力はなく、普通の人である。

おまけにその中の一人は、
相方が何を言っても、ただ親指を立てて、グッドというだけ。
そう言ってればいいからといってつれてこられたのかな。

私は、300ぐらい置いて店を出ようよ、と言ったけど、
それはできない、と相方が言う。
確かに両方納得しないと食い逃げと一緒になっちゃうか。

争点は、メニューに書かれた j の点が0なのか、
ということに絞られた。

らちのあかないバカバカしいやりとりがあって、
結局、相手が値段を訂正した。

やっぱりそれでも上乗せされてはいいたが、
こっちも面倒になり、その額を支払う。
向こうは謝る気もさらさらなく、逆ギレである。

思うに、ここでは、シリアでは、特にダマスカスでは、外国人料金がある。
つまり、外国人からは通常の倍近く料金を取るものだ、ということになっているから
そのことに対して罪悪感はない。

だからきっと、この店の人たちは、
外国人のくせに、俺たちと同じ金額で食べようなんてひどいことを考える
とでも思っているかもしれない。

そういう国もある。
でも本当に、だったらもっとうまくやってほしい。

壁に値段を書かないとか。
外国人メニューを作るとか。
文句が言えないぐらい笑顔をくれるとか。

わざわざ遠いところを
ビザ代を払って、出国税まで払って遊びに行って
嫌な思いはしたくないものである。

シリアは貧しい国だけど、天然資源がないわけではないようだ。
将来、外国からの援助や何かでそれが活用できるようになったら、
この国も他のアラブの国と同様に富豪の生まれる国になっていくのかもしれない。


シリア最後の夜、部屋のヒーターはききが悪く、やはり寒い。
もうたぶん、シリアには二度と来ないだろう。
そんな気分だ。

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【2008/12/12 19:33】 | 25か国目★シリア(08.12/9〜12/12) | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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【2011/01/01 21:16】 | #[ 編集] | page top↑
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