はじめに
20代にできなかった世界旅行を、30歳で彼氏と一緒に!と
2008年2月29日に出発した世界一周旅行。
旅行日数のべ425日、2009年4月29日に帰国いたしました!
最終地のハワイで彼氏は旦那となり…
準備期間から旅行中のあれこれ、事後報告など右のカテゴリ別にご覧ください☆
 
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病院で点滴そして…
早朝、相方がトイレに出たり入ったりする音で目が覚めた。
どうやら下痢になってしまったらしい。

しばらくすると吐き気まで襲ってきたようで、
上も下ものトイレ大往復になってしまった。

少し体が熱いので熱を測ってみると微熱がある。
ひどく苦しそうだ。
しかもポカリをといたような下痢が出てるという。

ガイドブックで下痢の症状例を見ていたら、
白っぽい水下痢が出たらコレラかもしれないとあるので怖くなり
夜が明け7時になったら病院に行くことに決めた。

日本との時差は3時間半なので、
こちらが早朝でも日本はすでにビジネスアワーに入っている。

先にクレジットカードに付帯している保険会社に電話し
どの病院にいけば保険が適応されるかなどを聞くと、
どこの病院でも、レシートをもらえば後から請求できるとのこと。
初診から180日間にかかる交通費や処方箋代も請求できると教えてくれた。

しかも、あらかじめファックスでパスポートのコピーを
保険会社に送ることができれば、先回りして病院に連絡してくれ
キャッシュレスで受信できるということだった。

だけど今はまだ早朝だしファックスできるところもなさそうだ。
どこの病院でもいいということで安心し、
ガイドブックで紹介されている大き目なところに行ってみることにした。

それから宿の人に事情を話して、
この病院に行きたいからタクシーを呼んで欲しいと頼むと
タクシーじゃなくてオートリキシャならすぐ電話できるけど
いま呼んじゃっていいの?
というのでお願いした。

熱がかなり上がってフラフラになった相方をつれて
レセプションに戻ると、彼はまだオートリキシャを呼んではいなかった。
医者なら呼べるけどここに呼んだら?と言うのだが
医者に行くことをすでに決めていたので断った。

すると、このすぐそばにとてもいい病院があるよ、15分ぐらいで近いよ、
と熱心に進めてきたので、私は彼も辛そうだし近い方がよいかなと思い
勝手にそっちに行くことにしてしまった。
ここでウダウダ話をするより、早く病院に連れていきたいという気持ちもあった。

宿のスタッフが人力のリキシャを捕まえてくれ
それで病院に向かう。

道が悪いためリキシャの細いタイヤでは揺れが激しい。
そのたびに、相方がうめき声を上げるのが痛々しい。
早くも失敗してしまったかなと思う。

着いたところは町医者というわけではなく、
大きいめの総合病院に見えた。
なにより、見るからに苦しそうな地元の人が
あふれんばかりにそこらへんに座ったり寝たりしているのが目に付いた。

エマージェンシーで
ドクターらしき人と英語で症状を問答すると
メモ帳みたいな紙にペラリといくつかの症状と薬の名前を書いて
渡してきた。これがカルテらしい。

3つの薬はこの病院で渡せるけど、
1つはマーケットの薬局にいって買ってくる必要がある。
あなたが買ってきて、彼はそこで休ませなさい。

と言うのだけれど、ベッドはどこも満員で、休めるところがない。
相方は空いていた小さな金属製のベンチで体を横にしながら
興奮気味にいろいろ訴えてくる。

私もこのとき、ちゃんとした病院に連れて行ったほうが良かったなと
すごく彼に悪い気がしていたのだけど、
腹痛の処理には慣れているであろうインド人の先生が、
まずはこの薬を試してから、と言うので
先に処置してもらった方がいいと思い相方を置いてリキシャで薬屋に向かった。

薬局でメモを見せてお金と引き換えに何かを買って、病院に戻る。
それは注射の中身のようだった。

病院に戻ると、ああ買ってきたねという感じで
チャッとその注射を打つ。
相方の具合は病院に着いてからも悪化していたので
いろいろお願いすると中のベッドを開けてくれ、
そこで点滴の準備をはじめた。

2種類の液体を5パックほど体に投入されたころには
彼もいくぶん眠ることができ、
その間に私は熱さましの薬と、ORS呼ばれる粉をもらい
ORSを水に溶いて相方に飲ませたり
様子を見に来たドクターの話をきいたりしていた。

気がつくと病院に来てから2時間以上がたっており、
朝の苦しそうな様子とはうって変わってスッキリとした様相の相方が
もう帰れるよとドクターに言われてベッドから降りようとすると、
どこにもサンダルがない!

めぼしいところをさがしたけれども見つからず。
隣のベッドにいたおじさんにサンダルがなくなっちゃったと言うと
「This is INDIA」
と肩をすくめながら答えた。
そうか。ここはインドだ。

最後にドクターと問診して、薬の処方箋を書いてもらい
飲み方などを教えてもらう。
コレラじゃないのかと確認すると、
似てるけど違うと言うので信じることにした。

で、お金はいま払うのかと聞くと
なんと、お金は要らないのだと言う!
あなたが良くなればそれでいい、大丈夫、というようなことを
少し照れたような表情でドクターが言った。

それを知った瞬間、なんだかものすごく感動してしまった。
そういう施設がインドにあるということに。
どうりで、先生たちはみんな白衣も着ないし
ジーンズとかラフな格好だなぁと思っていたのだ。

そして同時に、しまった。とも思った。

私たちはお金を払える外国人だ。
私たちが来なければ、彼が寝ていたベッドで
ひとり処置してもらえたかもしれない。

ドクターは皆、とても忙しそうだったのだ。
ここに来るべきではなかったかもしれない、と
なんだかすまない気持ちががした。

誰のか知らないけれど、代わりのサンダルまでくれたのだった。

感謝しつつ宿にもどると、彼はひたすら眠った。

私は処方箋に書かれた薬を買ってきたり、
2008081301.jpg
ネットで情報を調べたりした。

それによると、どうやら今回病院でももらった
ORS経口補水塩 (Oral Rehydration Salt)を
摂取するのが下痢には一番有効なようだ。

日本で風邪を引くとスポーツドリンクを飲んだりするけれど
そんなような感じで体に必要な水分と電解質を即効で補給してくれるらしい。

相方はあまりおいしくないと言って飲みたがらなかったのだけど、
ネットで確認してきたことを私から聞くと、がんばって飲んでいた。
2008081303.jpg
粉末状のORS。レモン味とオレンジ味。

このORSは、私もその後お世話になることに…。


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【2008/08/13 18:27】 | 14か国目★インド(08.8/10〜8/21) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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