はじめに
20代にできなかった世界旅行を、30歳で彼氏と一緒に!と
2008年2月29日に出発した世界一周旅行。
旅行日数のべ425日、2009年4月29日に帰国いたしました!
最終地のハワイで彼氏は旦那となり…
準備期間から旅行中のあれこれ、事後報告など右のカテゴリ別にご覧ください☆
 
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永定で土楼めぐり
夜行列車が永定(ヨンディン)駅に着いたのは、
予定通り早朝の5時ちょっと前だった。

ヨンディンに来たのは、客家土楼を見学するためである。

これが客家土楼だ!
2008年夏には世界遺産に認定されるというこの場所へ行ってみることにした。


駅からは公共の交通機関がないと思われるため
…後から思えば、ミニバスぐらいはあったかもしれないが
駅前でバイタクか、白タクに声を掛けられるのを待つしかないと踏んでいた。

だけど辺りはまだ真っ暗なので
駅で夜明けを待つ覚悟をしていたら、
改札を出た瞬間、ちゃーんと声を掛けてくる人がいたのだ。

駅の真下にオフィスを構えているという客引きのお兄さんの話を聞いてみると
今日一日、5つの村を車で巡るツアーがふたりで300元、
ホテルは客家で、1泊60元とのこと。

ほかにあてがあるわけでもないので、その話に乗り、車に乗り込んだ。

彼が運転する、私たちふたりを乗せたワゴンは、
山を切り開いて道をつくりっぱなし、という感じの、
ところどころがけ崩れが見られる危なっかしい道を走ること1時間。

途中、道の真ん中に岩が落ちてたり、
タクシーが横転していたりして、ちょっとゾクッとする。

そうして着いたところは、洪抗村の民族文化村内にある
富裕楼という建物だった。どうやらここに泊まることができるらしい。

雰囲気あるなー。

中に入ると、英語が話せるフレンドリーなお兄さんがいて、
まずお茶をごちそうしてくれた。
早朝なのに、茶器で手際よくお茶を入れる姿がカッコいい。
後でいろいろ話をしてみると、彼はこの家の息子で、
ホテル業は彼が担当しているらしかった。

部屋に案内してもらうと、意外ときれいで一安心。
9時ごろに朝食だから、それまで眠るといいよと言ってくれたので
3時間ほど仮眠をとる。

目覚めると、あいにく外は雨模様。
おかゆの朝食を取り、いよいよ土楼見学へ。

運転手は中国語しか理解しない、でも気のよさそうなおじさん。
なんというか、よくジャッキーチェンの映画とかに出てきそうな
にぎやかで、女と酒好きで、トラブルメーカーな感じ(あくまでイメージです)。

まず訪れたのは、この承敬楼。

外観からして迫力がある。入場料ひとり30元。けっこうするな。

おぉ、これはすごい!4階から中を見下ろしたところ。

このびっちり感は、鉄鍋餃子を連想させる。

客家は、現在海外で活躍する華僑のふるさとということだけど、
いまももちろん、こうした住居で生活している人がいる。
大家族が文字通り、ひとつ屋根に暮らしているのだ。
まさに異文化。

最初の約束どおり5つの村に連れて行ってもらい
それぞれ土楼を見学したけれど、正直、私たちにとって
数を見れば見るほど感動が増幅する種類のものではなかったし、
だいたい同じような雰囲気なのに、毎回入場料を取られるし、
雨も降っていたしで、最後の方は「もういっか…」という感じに。

車で走っているだけでも、あちらこちらに土楼が見られるのだ。

もちろんそこには人が住んでいるだろうから、
お金を払って中を見させてくれる所を見学するのは吝かではないのだが
普通の人だったら、2個ぐらい見れば十分ではないかと思われる。

しかも、ツアーを終えて宿に帰ろうとしたら、
民族村のゲートで止められて軍服を着た守衛みたいな人に
「チケットを買え」と言われた。

私たちは民族村の中の宿に泊まっているし、
料金もふたりで100元という、まぁ安くない値段だったので
ドライバーのおじさんに、なぜ払わないといけないのか筆談で粘ったところ、
彼も「等住人 門票 毎人50元 国家 定下来」とか書いてきて
決まりなのかもしれないけど、朝入った時には払わなかったし、
なんだか納得がいかずに拒んでいたら、
例の、英語がしゃべれる宿のお兄さんを電話で呼び出してきた。

彼いわく、どうやらこの民族村は国家の4Aランクの観光指定区域で
ゲートが開いている間に入場する場合はチケットが必須ということだった。
みんなチケットのことでは迷うんだよねー
と言っていたけど、だったら最初に言ってくれればよかったのに!

私たちは観光させてもらっているただのよそ者なので、
こういうお金を払うことには、躊躇してはいけない、と思っている。
ただ、システムが知りたかったのだ。

でも知った後でもちょっとねー、これはあまりいい気分がしない。
だって、裏技になっちゃうけど、
朝にチェックインして、そのまま外に観光に出かけ、
夕方の6時すぎに帰ってくればチケット代を払わなくてもよかったのだ。
なんてセコイことを考えてしまう。

実際、AAAAランクというだけあって、
この洪抗民族村には、30以上の土楼が集まっており、
2000人ほどの人が生活している大規模な保護地域らしく、
中をブラブラ歩いていると、なんだかタイムスリップしたような
のどかな雰囲気が漂っている。

そんなに大きなところで、入場料も払うんだったら
ツアーに行かなくても、そのぶん民族村の中を1日じっくり
見て回るだけでもよかったかなという気がした。

でも、そんなことは、終わってみて、そこに行ってみて思うことなのだ。

それに、ツアーに行かなきゃ見れないものもあった。

一番上↑に載せた写真がそうなのだけど、
丘の上から土楼を見渡せる田螺坑土楼群は巣晴らしかった。
雨が降っていたけど、それでも、背後に広がる一面の棚田と
ドーナツ型をした土楼の不思議な風景は一見の価値があった。

そして、道中、車の窓の外には
土砂降りの雨の中、水牛で田んぼを耕す人々の姿を見て感動したのだった。
中国人、働き者!
そして一気に好感をもったのだった。

私も今でこそ無職でふらふらと旅行なんぞしているけれど
日本で職があったときには結構な働き者だったのだ、と自分では思っている。
働き者に悪い人はいないはず。

あと、そういえば、駅から宿につれてきてくれたお兄さんは
私たちが日本人とわかると、図書館のラベルが張ってある
日本語のガイドブックを持ってきてくれて、貸してくれた。

ある客家土楼では、手招きされるままに付いていくと、
家の中に井戸があり、その水で入れたお茶をごちそうしてくれた。

なんだか、今回中国に入ってから会う人たちは、みんなやさしい。
今日はとても充実した1日だった。



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【2008/05/30 16:55】 | 中国再再訪(08.5/27〜6/11) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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