はじめに
20代にできなかった世界旅行を、30歳で彼氏と一緒に!と
2008年2月29日に出発した世界一周旅行。
旅行日数のべ425日、2009年4月29日に帰国いたしました!
最終地のハワイで彼氏は旦那となり…
準備期間から旅行中のあれこれ、事後報告など右のカテゴリ別にご覧ください☆
 
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おばちゃんたちがくるくる回るリマのパレード。
今日はタクシーでセントロの方に行ってみた。

旧市街の中心だというアルマス広場に向かったのだけれど、
途中で人の波にぶつかって遠回りを余儀なくされた。
デモでもやっているのかなぁ。

交通規制がされていたので、
広場の側まで来ていることは分かったから途中で車を降りて歩いてみた。

どうやら人の波は、パレードのようだった。

近づくにつれ、大音量の音楽がきこえてくる。
かなり大掛かりなパレードのようだ。

カテドラルがそびえるアルマス広場はパレードの順路になっていて、、
たくさんの見物客が石段に腰掛けて楽しんでいた。
2009020101.jpg
どれも衣装がきらびやかで、おもしろい。
見ていると、だいたい最初にスカートをくるくる回しながら踊るおばちゃん軍団が登場する。
2009020102.jpg
それから、被り物をかぶった男性の集団、、
男性だらけの楽器隊と続いて、
2009020103.jpg
セクシーなミニスカートで腰をくねらせながら踊る若い女の子集団。

これらで1つのグループになっているようで、衣装もなんとなく統一されている。
次から次へと何グループもやってくるのだ。
どういう団体なんだろう。村ごとの集団か、それとも教会か。
どうやら、キリスト教関係の祭のようである。

そもそもブラジルをはじめ、南米のカーニバルというのは
キリスト教徒がもちこんだ謝肉祭のことであり、
これに地元の宗教観念が融合したもののようだから、
もしかしたら、このパレードもカーニバルの一部なのかもしれない。
今日からちょうど2月に入ったし。

キリスト教といえば、スペイン人がペルーのインカ帝国を滅ぼしたのが15世紀。
人々を土着の宗教から改宗させ、異教徒を迫害していた事実を目の当たりにできるのが
セントロにあるラ・インキシシオンであった。
等身大の人形が、異教徒への拷問の様子を再現していた。
2009020105.jpg
現在、ペルーでは95%がカトリックだという。
リマの丘の上には大きな十字架が建っているし、
タクシーの運転手はバックミラーにロザリオをかけている。

もしかしたら、日本もこんな風にキリスト教化していた可能性もなくはないと思うと複雑な気持ちだ。

話を戻して、パレードで気になったのは、やたらと目立つおばちゃん軍団。
2009020104.jpg
なぜなら、彼女たちは、ほとんど皆同じ体型をしているのだった。
みんな、コロンとしているの。で、がんばって踊っている。
おそろいの衣装を着ていて、身長も大体同じで、同じスローな動きで行進している様子はなんだか微笑ましい。

それに比べて、若い女の子は、みんなスリムで
超ミニスカートから惜しげなく足やパンツ(というかそういう衣装なんだろうけど)を出して
私を見てみてーという感じで踊っているのだけど、
こんなスリムな子が、年をとったらくだんのコロコロしたおばちゃんになってしまうと思うと
なんだか不思議だし、少し悲しい気持ちもする。

それにしても、リマの建物はカラフルだ。
黄色にピンク、青緑。教会まで赤かったりして面白い。

このあたりにある、植民地時代にスペイン人が立てたコロニアル建築は
世界遺産になっているようだけど、
おもしろいことに、イスラムの香りが少し漂っていたりする。
木製のテラスだったり、中庭だったり。

それは、ちょうど建設当時の17世紀前後に勢力を誇ったセビリア風ということらしい。
このあたりも興味深い。


スペイン式なのか、食堂ではセットメニューの看板をよく見かける。
そのなかのひとつで食べてみた。
前菜、メイン、ジュースとゼリーが付いてひとり6ソル(約180円)程度と安い。
2009020107.jpg
前菜は、セビーチェという魚介類のサラダみたいなものと、ポテトサラダみたいなものを注文。
メインは、鶏肉のソテーと、牛肉のステーキが乗った緑色のスパゲティ。
すごいボリュームだ。しかもおいしい!

その後、セントロにある中華街にも行ってみた。
2009020108.jpg
すごく小さな中華街だったけど。

ちなみにペルーでは数年前に日本移民100周年を迎えている。
リマの中国人移民の歴史は、日本人移民の歴史よりも長いらしい。
街中でもCifaと書かれた中華レストランをよくみかけた。

スープヌードルがあったので、すごく食べたかったのだけど、お腹いっぱいで断念。
久しぶりに太陽に当たって疲れたので、新市街には行かず宿に戻った。

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【2009/02/01 23:36】 | 32か国目★ペルー(09.1/31〜2/8) | トラックバック(0) | コメント(8) | page top↑
リマから日帰りナスカツアー
待ちに待った月曜日になった。

本来なら、郵便局に行って、
日本からの荷物がどうなったか確かめるべき日である。

だけど、連日ネットでEMS追跡をチェックしているのだが
荷物は日本から出発したきり、ペルーに到着した気配がない。

通常は送り先の国に到着後、税関を抜けてから配送となるため、
まだペルーにも着いていないとなると、
ここからの長丁場が予想される…。

それならどうせ郵便局に行っても、届いていることはまずありえなそうだ。

そんなとき、ナスカへの日帰りツアーに行く日本人が2人いるから
一緒に参加しませんか?4人だと料金が安くなるよ。
というぺぺさんからの提案があったのが数日前。

マドリッドで10日間、荷物を待つだけの不毛な日々を過ごした私たちは、
少しでも待機の日々を有効に使いたいと考え、このツアーにジョイントすることにした。

安くなるといっても、2人参加での料金がひとり320ドルぐらいで、
4人だと300ドルになるということだから、ふたりで600ドル。
我々にとっては結構な出費である。

というか、1日2人で1万円を予算に旅行している我々にとって、
一気に1日で600ドルも使ってしまうというのは、
よく考えてみればこれまでで一番の贅沢出費である。

だけどおかしなことに日本人宿に泊まって貧乏旅行の感覚が鈍ったのか、
マドリッドでのトラウマがよっぽど尾を引いているのか、
カーニバルまでにブラジルを目指す私たちにはペルーでの日数が限られているため
もしかしたらこのままリマで足止めされるとナスカに行けないかも…という不安感からか、
おそらくその全部がまぜこぜになった精神状態から、
ふたりとも恐ろしいほどあっさり参加を決めてしまったのであった

とはいえ、ATMで一気に引き出した現金を見た時には一瞬ひるんだけれども。
この日帰りツアーに行くということは、旅行日数を6日縮小するのと同じことなのである。


ともあれ、これでペルーで行きたかった場所のひとつ、
ナスカの地上絵を見るという目的は達成することができそうだ。

ワクワクしながら昨日は眠り、3時半に起床。

ナスカまでは車で6時間かかるので、4時半に宿を出発することになっているからだ。

時間通りに車は出発。
もともとツアーに参加予定だったふたりというのは、
50歳代思われる神戸の居酒屋マスターと、同年代の千葉のエンジニア青年であった。

それぞれ、ぺぺさんに手配してもらった行程で、ひとり旅を楽しんでいるようである。
特にマスターは日本でスペイン語も勉強し、
この南米旅行をとても楽しんでいる様子だった。
その証拠に、早朝だというのにとてもテンションが高い。

そんな我々を乗せ、車は右手に海岸を見ながら南下し3時間。
パラカス港に到着した。

今日はまず、ここから、バジェスタス島へのボートツアーにも参加してしまうのだ。

ボートが出発するまで30分の待ち時間があったのでビーチを散策していると、
ペリカンを餌付けしているおじさんがいた。
2009020201.jpg
おお、と思って写真を撮ったのだけれど、
この後に遭遇する光景に比べたら、こんなものはたいしたことはなかった。
2009020202.jpg
というのも、
2009020204.jpg
これ全部鳥。

バジェスタス島はリトルガラパゴスとも言われているらしく、
アシカやペンギンが見られると聞いていた。
2009020205.jpg
いるいる。たくさんいる。
特に海鳥たちの量といったら半端ではない。
2009020206.jpg
アシカは集団でうるさくいなないている。

ボートで2時間ほどみっちりと、この光景を堪能しました。
私は別に鳥恐怖症でもなんでもないけど、ちょっとした恐怖心を感じてしまった。
そして、おそらく鳥の糞だろう匂いと、ボートの揺れで最後はグロッキー状態に。
2009020210.jpg
バジェスタス島に行く途中、ボートはカンデラブロにも寄ってくれた。
これは、海沿い全長189mの大きさで書かれた地上絵で、
ナスカと同じプレインカのものらしい。

さて、ボートを降りて車に乗り込み、ナスカへと向かう。
田園風景をすぎると、荒涼とした砂漠へと風景は変化し、
ペルーの風土の豊かさに驚かされる。
朝いたリマではサーフィンだってできるのだ。

13時ごろ、ナスカの大地をつっきるパンアメリカン・ハイウェイ沿いにある
ミラドールに到着。
2009020207.jpg
これは地上絵の研究家が建てた展望台なのだ。

車から降りると、すさまじく熱い。
アメリカのアリゾナで感じたのと同じ、焼けるような太陽光線に肌の危険を感じる。

1ソル払って、上に登らせてもらう。
おお!
地上絵の、「手」と「木」が見える。
2009020208.jpg
木の一部。

…思ったより小さい印象。
だけど曲線は、とても美しい。

ミラドールを降りて、地上絵のあたりを見てみるけど、
わずかに溝があるぐらいで、ここに線(絵)が描かれているとは思えない。
足でシャシャシャと砂を蹴ったら、すぐに消えてしまいそうである。
こんなものがよく、壊されずに放置されていたなぁと思う。

と、ふと空を見上げると、信じられない勢いで
セスナが旋回しているのが見えた。

きっと、地上絵が窓からよく見えるように機体を横に倒しているのだろうけど、
まるで曲芸である。

え、あれに乗るの!と、ちょっと怖気づく。

いよいよ、ナスカの空港へ移動し、セスナに乗るときがきた。

4人で仲良く1台のセスナに乗ることになった。
みんな窓側。

すごくドキドキする。けど、その気持ちを無理やりワクワクに変える。
他のひとも同じみたいで、妙にハイになっている。
レッツゴー!

意外と、高度が低くて安心する。そんなに怖くはない。

最初に見えてくるのは、クジラのはずだ。
乗る前にもらった案内図を見ながら、必死に探す。
2009020209.jpg
あ、あった!これ?小ちゃいなー!という印象。
あえて拡大せずに。実際こんな感じに見えます。
2009020212.jpg
次は三角形。
きれいな三角形は、ほかにもたくさんあった。
滑走路のように、まっすぐ伸びているものもある。
2009020211.jpg
さて、次は丘の上に書かれた宇宙人である。
これは、他のものと比べて絵のタッチが違う。
子供の書いた絵のようで、誰かがいたずらしたんじゃないのーと思ってしまうぐらい。

でも後で、ナスカよりも古いというパルパの地上絵を写真でみたら、
この宇宙人と似たような絵がたくさんあったので、パルパの時代のものなのかもしれない。
どちらにしても、ガチャピンに見える。

こんな感じで、犬や猿、コンドル、蜘蛛、ハチドリ、
2009020214.jpg
先ほど地上から見た手と木も回って、
フラミンゴ、ペリカン、オウムを見て戻ってきた。

ハチドリがいちばんきれいだったな。
グーグルマップでうっすら見れます。

案内図に描かれていたもの以外にも、絵はたくさん描かれていて、
意味不明な直線も多かった。

ひとつひとつの絵は思ったよりも小さくて、こんなものかと思ったけれど、
実際に地上に立てばその全体像が分からないほど大きいのだ。

しかも、これを作った人たちは全体像を見るすべがなかったのだし、
それが300もの集合体とくれば、やはり謎の絵なのである。
私は、これは道なのかもなぁと思った。

パイロットは、それぞれの絵のところで親切に右旋回、左旋回を繰り返し
どちらの窓の人にも見えるようにしてくれたので、
最後の方は想定の範囲内ではあるが、気分が悪くなってきた。
2009020213.jpg
飛行機を降りたときには、けっこうヘロヘロであった。
もう15時なのに、ランチを食べていないから空腹のせいかもしれない。

車に戻って、渡されたランチを食べると、ちょっと元気になった。
でも食べていたのは私と相方だけで、
他のふたりは食べる気がしないといっていたけれども。

後は一路リマへドライブ6時間コース。
宿に到着したのは、夜の9時になっていた。

結論。
ナスカの日帰りツアーは値段が高いし少しシンドかったけど、
どうしても地上絵を見たいけど時間がない我々は行ってよかったと思っている。


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【2009/02/02 03:39】 | 32か国目★ペルー(09.1/31〜2/8) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
リマで荷物を受け取る
平日になったので、近所の日秘文化会館ににあるという
日本人移住資料館を見てみたいし、
日本語のツアーがあるという天野博物館にも行きたいし、
新市街のミラフローレス地区にも行ってみたい。

しかしなにはなくとも、今日はまず郵便局だ!

もし万が一、今日荷物が届いていたら、
明日は飛行機でクスコへ飛んでしまいたいと思っている。

だから先にあげた観光スポットには
今日の午後、全て回るつもりで綿密な計画をたてた。完璧である。

中央郵便局のあるセントロまで、この間はタクシーで移動したのだけれど、
そこまで物騒な感じはしなかったので、
今日はコンビという乗り合いバスで行ってみることにした。

これは失敗だった。
バスはちょっと走ってはすぐに止まるし、渋滞に巻き込まれて
セントロまで1時間ぐらいかかってしまった。

バスの窓から、街を歩く女の子を観察する。
グラマーな子が多い気がする。小柄だけど、けっこうムッチリしてる。
ヨーロッパの血が入っているからなのかなぁ。

昨日、宿の日本人に、
ネックレスは引っ張られる可能性があるから外した方が良いよ、と教えてもらったのだけど、
意識して見ていると、大振りなピアスを着けてはいるものの、
ネックレスをつけている女の子は数人しか見かけなかった。
2009020301.jpg
ようやく郵便局に着き、EMSの番号を告げると、
係りの女性がなにか紙切れを持ってきた。

どうやら、荷物はもう届いているらしい!やった!

その代わり、中央郵便局ではなく、違う場所に取りに行かなくてはならないようだ。
中央郵便局留めにしたのになぁ。。。

紙に書かれた住所がどのあたりなのかさっぱり分からないので、
タクシーをひろって住所のところまで行ってもらうことにする。

タクシーは「治安が悪いから行かない方がいい」といわれていた
橋を渡って北の方にどんどん進んでいく。ちょっと不安になる。

20分ぐらい走って、目的地に到着。
どうやら大きな小包はここで引き取るシステムになっているらしく、
地元の人もたくさん順番待ちをしていた。

インフォメーションで聞くと、記入用紙を渡された。
でもスペイン語だし、全然わからないので、インフォのお兄さんに書いてもらう。

そして窓口に行って、郵便局で渡された紙を見せると、
パスポートを提示しろといわれる。

貴重品やパスポートは宿に置いてきているので、コピーを見せるけれども
カウンターのお姉さんは、コピーじゃダメだと引かない。

うー。泣く泣く宿まで取りに戻る。
4時までやってるからね、というような事を言われた。急がなきゃ。

このときすでに1時すぎ。お腹空いてるけど、ランチ抜きを覚悟した。
タクシーで30分かけて宿に戻って、また30分かけて郵便局に向かう。

日秘文化会館は時間的にもう無理だけど、
今朝、電話で3時半のツアーの予約をした天野博物館にはできれば行きたいものだ。
戻ってきて1時間で引き取れれば、ギリギリ間に合うんだけど…。

しかしそれは甘い考えだった。

1時間後に郵便局にもどると、先ほど受付にいた見覚えのある外国人がまだ待っていた。
ということは、私たちの荷物も、1時間じゃ出てこないってことかもしれない。
2009020302.jpg
3時になり、4時になり、外の扉が閉まった。
受付は終了だけど、すでに受付した人に関しては処理を続けてくれるようだ。よかった。
しかし天野博物館には、もう行けない。
キャンセルの連絡もできず悪いことをしてしまった。

ずっと見ていて、荷物引渡しの手順が分かってきた。

1、書類に記入して受付に渡す
2、係員が書類をチェックして、番号札を渡す
3、自分の名前が呼ばれるのをひたすら待つ(私たちは今ここ)
4、倉庫から荷物が運び込まれ、名前を呼ばれる
5、ガラスを隔てて、荷物を開封される。中身チェック。
6、開けた荷物を再び梱包してもらい、またしても順番待ち。
7、名前を呼ばれたら受け付けにいき、必要であれば料金を支払い荷物を引き取る。

という感じで、ひとつずつ目の前で荷物を開封チェックしているから時間がかかっているようだ。

日本語が書かれたダンボールが目に付くし、
何人かの人の荷物チェックを横目で見ていると、日本のカップラーメンがでてきたりして
日系人が多いんだなぁと思う。

ついに私たちの番がきた。
持ち運びがしやすいように、安い布のスーツケースに入れて送ってもらったのだけど、
それをあけると一番にカップラーメンが目に入ってきた。
「みんな食べ物?」みたいな感じで聞かれたので、
「イエス!」と強く断言すると、それ以上中身を見ずに蓋を閉めた。

おぉ、適当な人でよかったー。
そして、日本の食べ物に免疫のある国でよかったー。

実はパソコンとか関税で問題になりそうなものが入ってなくはなかったのだ。
余分なお金を取られることもなく、無事荷物をゲット。

中身はほとんどこれから先のガイドブックなんだけど、
入れてくれたカップラーメンやセンベイを食べて嬉しい気持ちになったのだった。
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送ってくれた両親に感謝!


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【2009/02/03 12:20】 | 32か国目★ペルー(09.1/31〜2/8) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
高山病に気をつけろ!クスコ
昨日めでたく日本からの荷物を受け取ることができたので、
早速リマを発つことにした。

目的地はかつてのインカ帝国の首都クスコ。

時間があれば、リマーナスカーアキレパークスコと回りたかったのだけど
ちょっと無理そうなのでリマからクスコへ直行することにしたのだ。

その場合、選択肢はふたつ。
バスで20時間 or 飛行機で1時間

クスコは3399mの高地に位置しているため、
夜行バスでの移動は高山病の症状が出ることがありつらそうである。
なんでも、眠っている間に急激に高所に移動するとよくないようなのだ。

ということもあり、時間のショートカットも含め飛行機で行くことにした。

昨晩から、ナスカツアーで一緒だったマスターにもらった高山病の薬も飲んで準備万端である。

スターペルーで9時45分発のクスコ行きがあるので、
それに乗るため、7時に宿を出て空港まで送ってもらった。

チェックインカウンターの脇にあるブースでチケットを購入。
ひとり136ドル。
当日でも買えてよかった。実はちょっと心配だったのだ。

その後、AAのオフィスをたずねる。
世界一周航空券の、ルート変更をしてもらうためだ。
ところが、できないという。
なんでも私たちのチケットナンバーにアクセスできないそうだ。
予約も入れられないという。
よくわからないまま時間いっぱいまで粘ったけどらちがあかず
納得がいかないけどオフィスを去った。心配だ。


スターペルーの飛行機は1時間ぐらい遅れて出発した。
機内では飲み物とスナックのサービスもあり、うれしい。
2009020401.jpg
飲み物はもちろんインカコーラをお願いする。

約1時間でクスコに到着。
外に出ても、特に酸素が薄いとは感じない。
ただ、空気がキリッとしていて引き締まる気持ちがする。

空港前のタクシーは感じがよくなく、しかもふっかけてきたので
一度空港の外に出てタクシーをひろおうとしたら、
通りすがりのおばちゃんが、話しかけてきた。

アルマス広場に行くなら、4ソル以上出しちゃだめよ、という。

そこに、タクシーが登場。
おばちゃんは、大声で運転手に
4ソルで行きなさいよ、4ソルよ、と勝手に交渉してくれた。

グラシアス、といって手を振ると、
荷物に気をつけなさい!と、最後まで世話を焼いてくれる。
うーん。やさしいな。

私たちは街の中心であるアルマス広場でタクシーを降り、
日本人宿のペンション八幡へ向かうつもりでいた。
2009020406.jpg
…のだけど、荷物を持ってほんの50mほど歩いただけで、息が切れる。
シンドイ…。これが、これが高所なのか、と実感する。

前情報によると、八幡へは坂と階段を登っていかなくてはならないらしい。
……絶対無理だ…。

諦めて、もう1件チェックしていた宿がアルマス広場のすぐ近くにあったので、
そちらを目指すことにした。

ということでクスコでの宿は

●Hostal Suecia 1
バストイレつきダブル70ソル(約2100円)。朝食つき。
スタッフの感じもよくて、なんといってもアルマス広場から近いのがいい。
日本語の文庫本が何冊かあって、交換もしてくれた。
マチュピチュに行く間も、荷物を預かってくれる。

2階の部屋に行くため、階段を登るだけでゼイゼイ言う。
これは、本当に酸素が足りてないな、と思う。

高所に到着した日にたくさん動いてしまうと高山病がひどくなると聞いたので、
今日はなにもしないことにした。

ご飯を食べて、ちょっと散歩をしに外に出ただけ。
2009020402.jpg
カラフルな風呂敷を持っていたり、
民族衣装というのか、独特な格好をしたインディヘナの女性を見かける。

スペイン人が16世紀にクスコを攻め滅ぼしたときに
破壊しきれなかったというインカの石畳も、随所で見ることが出来る。
2009020403.jpg
スペイン人はインカの石畳の上に教会を建てたのだけど、
後から造った部分の石積みはあきらかに質が悪くて、おもしろい。
2009020404.jpg
気合の入ったインカの石積み。
2009020405.jpg
ピタっと合わさっているのはもちろん、多角形やカーブもなんのその。
根性と、遊び心を感じる。

クスコにきたら、金太郎という店で日本食を食べようと楽しみにしていたのに、
ガイドブックに掲載されている場所には無かった。

諦め切れずに探したけれど、見つからず。
歩くだけで体が重く、息切れするので諦めて適当なスナックを食べて宿に戻った。

八幡に泊まっていたら、絶対に誰かが教えてくれたろうになぁ
と妙なところが妙に悔しい。


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【2009/02/04 21:24】 | 32か国目★ペルー(09.1/31〜2/8) | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
マチュピチュ村で温泉
クスコに来たのは、ここからマチュピチュへ向かうためだ。

昨日無理せず出歩かなかったのがよかったのか、それとも高山病の薬が効いているのか
目覚めの気分は悪くない。
相変わらず体は重いけど、今日一日休むほどではないようだ。

朝食で高山病に効くというコカ茶も飲んだし、
思い切ってマチュピチュ村に出発することにした。
2009020501.jpg
コカ茶はコカインの葉っぱのお茶なので、国外持ち出禁止らしい。
カフェイン豊富だそうだけど、どくだみ茶みたいな味でそんなにおいしくない。

クスコからマチュピチュ村へは、直行の列車が走っている。
だけど朝6時ごろ発のビスタドームと、7時ごろ発のバックパッカーという2本だけなのだ。

昨日はとても列車のチケットを予約しに行く元気がなかったので、
広場の近くにある観光案内所で、オリャンタイタンポを経由する行き方を聞いておいた。

どうやらオリャンタイタンボからマチュピチュ村までは1日に数本列車があり、
クスコからオリャンタイタンボまでは30分に1本ぐらい乗り合いバスが出ていているとのことだった。

それなら、ゆっくり朝ごはんを食べて午前中に出発すれば
その日のうちにマチュピチュ村に着くことができるぞ。


ゼイゼイいいながら荷物をパッキング。
下を向いたり、ちょっと力を入れたりするとすぐに頭に血がのぼりクラクラする。

9時すぎ、宿にバックパックを預かってもらい
1泊分の荷物だけを持って出発!

教えてもらったバス停にノロノロ歩きながら行ってみると
そこにはウルバンバ行きのミニバス乗り場であった。

オリャンタイタンポまで行きたいというと、ウルバンバで乗り換えればいいと教えてくれた。
どうやらクスコから1時間半のウルバンバまでは、ミニバスが頻発しているようだ。

バスは地元のひとですぐに満席になり、山道をどんどん下っていく。

今日の目的地であるマチュピチュ村は、
標高2000mと、クスコより1400mも低い。
少しは体もラクになるかなぁ。

ウルバンバのバスターミナルでバスを降りると、
オリャンタイタンポまで行くミニバスの呼び込みがきていた。

車に乗り込むと、すぐに出発。すばらしい接続である。

バスは地元の人ばかりなのだけど、
やっぱり女性の服装が気になる。

特にインディヘナのおばちゃんたちは、
みんなして長い黒髪をおさげに結って
シルクハットのような背の高い帽子をかぶっている。
というか、頭にチョコンと載せている。

そして誰もが膝丈のフリフリしたスカートとふんわりとしたカーディガンを身にまとい。
ウエストのくびれというものは存在せず、全体的にコロコロ、モコモコしているのだ。

そんな上半身に対して、足元はハイソックス。またはレッグウォーマー。
スカートから出た足はカモシカのようで、健脚ぶりが見て分かる。

頭に乗せている帽子のためなのか、
はたまたカラフルな風呂敷包みにくるんだ
大きな背荷物がそうさせるのか、姿勢はみなシャンとしている。

子供も、若者も、男性にいたっては年齢を問わずスラリとしているのに、
どうして中年のおばちゃんだけが、こうもコロコロしているんだろうか。
おばちゃんだけ、特別な何かを食べているのだろうか。
…謎である。

ともかく、ウルバンバから30分ぐらいでオリャンタイタンボへ到着。

このあたりはインカの聖なる谷と呼ばれていて、
インカ帝国の遺跡がぽつぽつと点在しているらしい。
それらを結ぶインカ時代の道も残っているのだという。

オリャンタイタンポにも遺跡があって、
村の広場から見上げる山にもそれが見られる。

のんびりした村っぽいので、ここで泊まってゆっくりマチュピチュに向かうのもいいかもしれない。
そもそもオリャンタイタンボというのは、インカの言葉で旅籠を意味するらしい。
インカ道を歩いていけば、クスコからマチュピチュまでたどり着けるようだ。

私たちは、車を降りてすぐに駅へと向かう。
マチュピチュ村に行くために、ここから観光客向けの列車に乗らなくてはならない。

チケット売り場に行くと、今日のバックパッカー(安い方の列車)はもう満席という。
しかたがないので、次のビスタドーム(高い方の列車)を購入。
ここからマチュピチュ村までたった20キロほどしかないはずなのに、ひとり53ドルもする。

クスコからオリャンタイタンボまで(88キロ)2時間の道のりを
ミニバスでひとり9ソル(270円)で来たのだから
この観光列車はどれだけ高価なんだという感じである。
2009020502.jpg
節約派なのか、線路沿いに歩いているひとも見かけた。
根性あるなぁ。
2009020503.jpg
列車はノロノロと、切り立った山の間の谷を縫って進む。
ビスタドームは天井部分にも窓があって、
雪をかぶった山々がよくみえるのだけれども
天気がよいためサンルーム状態になって、ちょっと暑かった。

飛行機の機内食のように、ドリンクとスナックのサービスあり。
こんなものはいらないからその分安くして欲しいのが本音だけど
せっかくなのでしばし列車の旅を楽しむ。

マチュピチュ村の
アグアス・カリエンテス駅に到着。
立派な駅だ。そりゃぁそうだよな、と思う。
2009020505.jpg
駅を出ると、川の向こうに街がある。
橋を渡っていて思った。

鬼怒川とか、日本の温泉街みたい!

実はアグアス・カリエンテスというのは温泉という意味で、
ここマチュピチュのふもとには温泉があるらしいのであった。

といっても、日本の温泉街のように
宿にそれぞれお湯を引いたりしているわけではなくて、
一箇所温泉があるだけみたいなんだけれども。

チェックしていた宿で部屋を見てみると、
角部屋の渓谷ビューだった。
2009020506.jpg
ますます気分は鬼怒川温泉!
ちょっと高いけど、即決。

●マチュピチュ・イン
トイレバスつきダブル110ソル(3300円)。
24番の角部屋は広いし、窓から渓谷ビューが楽しめるし
ベッドもひろくてくつろげた。
なにより隣のホテルで食べる朝食ビュッフェがよかった。

今日はもうマチュピチュには登れないので、
川の上流にある温泉に行ってみることにした。
2009020504.jpg
渓流脇にいくつか温泉プールがある。
更衣室で水着に着替えてプールに向かう。

うーん、水が汚そうだ。
なぜか、湯気が立っているプールがひとつだけあったので、迷わずそこに入って見る。

38度ぐらいかなぁ。温いけどまぁまぁいい感じ。
隣で子供がバシャバシャ遊んでいる。

雨がふってきて、冷えそうだったので退散。
その前に、側にあった水のでていない蛇口をひねってみると、
そこからお湯がでてきた!しかも40度はある適温のフレッシュな温泉水。

気がついてよかったー。
うたせ湯状態で少しあったまってからプールを後にした。

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【2009/02/05 02:40】 | 32か国目★ペルー(09.1/31〜2/8) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
すごい!マチュピチュ遺跡!!
昨日宿にチェックインするとき、朝食は隣のホテルで5時から食べられると聞いていた。
レセプションの女の子が、ビュッフェでグッドと言っていたので、ちょっと楽しみにしていたのだ。

5時から朝食というのは早いけれど、
マチュピチュへ登るバスの始発が5時半だから、それに合わせているのだろう。
私たちは、そう急ぐ必要もないし、次の7時半のバスでマチュピチュに向かう予定だ。

なので6時半ごろに隣のホテルへ行く。
おお!久しぶりに見るビュッフェラインに思わず興奮してしまった。
2009020601.jpg
たくさんのフルーツに、パンも数種類あるし、おかずももちろん食べ放題。
フルーツジュースもフレッシュだし。

日本の感覚で見てみれば大したことはないのだけど、
ひどくトキメイテいる自分を感じると同時に、
ここ最近の朝食が貧相だったことに気がつく。

それは我々が貧乏とかいう次元の話ではなく、
世界の大部分の国の人たちが、あまり朝からもりもり食べないからだろう。

そういえば、キッチンがある宿に泊まったときには
私たちは朝から白米を炊いたりしてお腹いっぱい食べていた。

しっかり朝食をとると幸せな気分になるのは
私達が日本人だからなのかなぁ。


さて、しっかりご飯を食べて、
まずマチュピチュのチケット売り場に行く。
列ができている。昨日買っておけばよかった。

ここのカウンターの女の子は、
さすが偽札が横行しているペルーだけあって
偽札も、偽学生書も見破る眼力を持っていた。

遺跡行きのバスが7時半なので、急いで乗り場に向かうと、
何台もバスが連なっており、人が集まり次第出発というような雰囲気で一安心。
2009020609.jpg
くねくねとした山道を車は登っていゆく。
マチュピチュの遺跡は、ふもとの村から400mほど登ったところにあるのだ。

切り立った山々が視界にはいってくる。

インカの人たちは、どうしてこんな山奥に住み着いたのだろう。
いや、この遺跡はプレインカの物の上に、インカ時代のものが重ねて作られているらしい。
だとするとやはり、神殿とか、宗教的に重要な場所だったのかなぁと思う。

バスはいよいよマチュピチュ遺跡の入口に到着。
ワクワクしながら中にはいる。
2009020602.jpg
おおーこれはすごい。
よくこんなにきちんと残っていたなぁと思う。
2009020606.jpg
リャマかアルパカかわからないのだけど、そのどちらからしき動物を発見。
2009020611.jpg
しばらく観察したり、話しかけてみたり。
2009020603.jpg
リャマもアルパカも、高地に住むらしく、外見が似通っているので区別がつかない。
2009020604.jpg
この方、すごく男前だった。
2009020605.jpg
段々畑がすさまじい。
天空の遺跡を探し求めてたどり着いたアメリカ人研究者は、
この険しい段々畑を登ってきたらしい。
2009020612.jpg
休憩しながら、のんびりと遺跡を堪能する。
2009020613.jpg
インカの職人技の石積みはここでも本領発揮。
2009020615.jpg
水路からは今も水が流れていた。
2009020614.jpg

時間もあるし、後ろにそびえるワイナピチュにも登ってみたいと思っていた。
所要40分から1時間ぐらいと聞いていたので、
入口で記名してトレッキングを始める。

山道はきちんと整備されているし、岩場も多いけれども歩きにくくはない。
ただ、それでなくても、ちょっとした坂道を登るだけでも息がきれるような
高所での山登りはかなりしんどく、
休み休みしながら、50分程度でワイナピチュの山頂に到着。

ワイナピチュから見下ろすマチュピチュもすごい!
2009020607.jpg
気分は不思議発見のミステリーハンターである。


頂上で1時間ぐらい休みながらボーっとして、下山。

マチュピチュ堪能できた!

今日はこれからクスコに戻りたいのだけど、
昨日の時点で安いバックパッカーは満席。
19時のビスタドームだけ、ちょっと値段が安かったのでチケットを買っておいた。

でもやはり、19時にマチュピチュを出るとクスコに着くのは夜中になってしまう。
ダメもとで駅に行くと、15時すぎに出発するビスタドームに空きがあったので
差額を払って変更してもらい、オリャンタイタンボまで戻ることにした。
2009020608.jpg
帰りのビスタドームでは、なんと一番前の特等席。
でも雨であまり景色は楽しめず。
マチュピチュにいるときにふられなくてよかった。
2009020610.jpg
しばらくすると、アルパカ製品のファッションショーがはじまった。
モデルは、さっきドリンクやスナックを運んでくれた美男美女のスタッフ。

どこで衣装を変えているのかなとおもったら、
かわいそうに、毎回トイレから出てきたよ。

昨日と逆のルートでクスコに到着したのは20時すぎだった。
マチュピチュ楽しかったなー!

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【2009/02/06 05:00】 | 32か国目★ペルー(09.1/31〜2/8) | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
クスコ~プーノの移動で待っていた苦しみ
10時半ごろ、宿をチェックアウトしてバスターミナルに向かう。
今日はプーノへ向かう予定である。
2009020701.jpg
ターミナルにはバス会社のカウンターがたくさん並んでいるので、
ガイドブックに書いてあった会社を探して聞いてみたけれど、
次は夜の便しかないと言われてしまう。

仕方ないので、他のカウンターで聞いてみると、
11時のプーノ行きが満席で、次が13時とのこと。
18時には到着するという。

別の会社で聞いてみると、12時のバスがあったので迷わずそのチケットを購入した。
そのときに到着時間を確認するべきだったのだが…。
2009020702.jpg
12時前に現れたバスはローカルバスで、
車体はボロイけど無事目的地まで連れて行ってくれ、盗難にあわなければ問題ない。

ところどころ止まるので、嫌な予感はしていたのだけど、
18時をすぎても一向に到着する様子がない。

そうえいば、ガイドブックにはクスコからプーノまで
バスで所要5~8時間と書いてあったなぁ。

もしかすると、これは8時間コースのローカルバスだったりして。
料金も、30ソルと妙に安かったし…。

不安は的中し、プーノに着いたのは20時を少し過ぎていた。

実はプーノに着く2時間前ぐらいから頭痛がしていて、
到着して荷物を背負うと、頭痛だけでなく、吐き気もしてきた。

標高約3400mのクスコでだいぶ高所に慣れたつもりでいたけれど、
プーノはクスコよりもさらに450m標高が高い。

もしや、これが高山病というやつでは…。

高山病の定義として、500m以上の高度を48時間以内に移動したときとあるから
クスコ~プーノの移動も気をつけなくていなくてはいけなかったのだ。

マチュピチュで元気に山登りもしたし、高山病のことはすっかり忘れていた。
薬も、昨日の夜から飲んでいない。

ものすごく頭がいたいのだけど、とりあえずバスターミナルで
翌日午後のコパカバーナ行きバスのチケットを相方に購入してもらった。

タクシーに乗り込み、情報ノートで評判のよかった
マンコ・カパックインまでお願いする。

変な名前のホテルだけど、インカの初代皇帝の名前らしい。

バスターミナルから市内までは4キロほどと近いのだが、
タクシーの揺れが我慢ならないぐらいの頭痛と悪心で本当にしんどかった。

プーノでは明日からお祭があるらしく、
この夜もところどころにぎやかにパレードをしている。

途中、運転手は
「ムーチョ フェスティバル!(すごい祭)
ムーチョ セルベッサ!(たくさんビール)」
と楽しそうに話しかけてくれたけど、返答はもっぱら相方に任せて
「こっちはムーチョ頭痛いんだよー」と心の中でぶつやいた。

マンコカパックインの前でタクシーを降り、ホテルに入ると
なんと満室!予想外の展開である。
というか、プーノで祭をやってるなんて知らなかったのだ。

周辺のよさげなホテルをあたるも、全滅。

その間も、パレードの音が頭に響くし、
夜空に打ち上げられる花火の振動や、人の波がいらだたしくさえ感じる。

ようやく、古そうな三ツ星ホテルに空室があったのでチェックイン。
部屋は通りに面していて、パレードの音が相変わらずうるさいけど
横になって耐える。

頭が割れるような頭痛、そして吐き気。
この感じ、覚えがあるなぁと思い返してみると、
ひどい二日酔いの症状と同じである。

相方が、サンドイッチを買ってきてくれたので、
それを食べ、高山病の薬を飲む。

これまでは薬が効いていただけだったのかな…。
とりあえず眠る。

プーノのホテルは
●FRANCIS PUNO
祭中で、マンコカパックインをはじめ周辺のよさげなホテルはみんな満室。
ここだけなぜか部屋があったのでチェックイン。
三ツ星ホテル。でもボロイ。
バストイレ付きダブル100ソル(約2800円)
朝食つき、ロビーでフリーWIFI可能。


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【2009/02/07 06:01】 | 32か国目★ペルー(09.1/31〜2/8) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
プーノからチチカカ湖をぐるりボリビアのコパカバーナへ。
朝起きると、昨日の最悪な頭痛は治まっていた。
シャワーを浴びて、朝食をとる。問題なし。

今日はネットカフェに行こうと思っていたのだけど、
宿にWIFIがあることに気が付き、1時間ほどネットをする。

ブラジルと、アルゼンチン、チリへの行程をまだ決めかねているのだ。

11時半ごろ、チェックアウトして散歩。
プーノの人たちは、朝から元気にパレードしている。

楽団が側を通ると、さすがに太鼓の振動が頭や体に響く。

昨日よりはましなものの、頭の奥ではまだ痛みが残っていて、体も重い。
体のだるさは、クスコに到着した日と同じぐらいだ。

ここは標高3855mの街なのだ。
富士山より高い場所に、いるということになる。

よく管楽器なんか吹けるなぁと尊敬してしまうよ。

彼らは生まれたときから高度順応されているのかな。
もしリマとか、低いところに降りてきたら逆に体調不良になっちゃうのかな、などと考える。


昨晩なんて、一度目が冷めたら、相方が鼻血を出していたし。
私もここ数日、朝起きて鼻をかむと血が出てくるのだ。

高山で鼻の奥の細い血管が破れていたりするのかな。
関係ないのかもしれないけど、体にどんな負担がかかっているのか考えると少し不安になってしまう。


さて、チチカカ湖に面したプーノでは、ウロス島などの島巡りをするのが定番のようだ。
でも私たちは無理をしてまで行く気にならなかったので、やめてしまった。

街にはこれといって見所はないようである。
パレードは、リマでみたものと同じような雰囲気だし、
祭のせいで店もあまりやっていないし、散歩をしていてもそんなにおもしろくない。

おまけにリマ通りのお土産屋を覗いてみると、いままでで最強に強気な値段でふっかけてくる。
これだったら、クスコやマチュピチュで買っておけばよかったと本当に後悔。

ペルー最後の街がプーノなので、ここで買い物をしようと思っていただけにちょっと残念である。
2009020802.jpg
それはそれとして、私は相変わらずおばちゃんウォッチングに夢中である。
本当にどうしてこうも皆同じような格好をしているのだろうか。

彼女たちは、若い頃から同じ格好をしているのか、
それともある程度の年齢になってからこのスタイルに変化するのか。

というのも、若い子で同じような格好をしている人をみかけないからだ。
おそらく、彼女たちの世代までは若いころからこの格好だったのではないかと思う。


話は変わって、プーノにはレストランがいっぱいあるのだけど、
小さな食堂の看板に2ソルのメニューを見つけたので食べてみた。
スープとメインのセットでで2ソル(60円ぐらい)とは激安で、
これが地元価格なのかなぁと思う。
ますます価値間隔がわからなくなる。

そして2ソルのメニューは量も味もそれなりで悪くないのだけど、
せっかくペルー最後の食事なんだから、
もうちょっと満足度の高いものを食べればよかったと思った。

あまりに安いので、面白半分で入ったというところはあるのだけど、
南米は全体的に物価が安いのだから、
今度から多少の値段の差は気にせずおいしそうなものを食べようと決めた。

さて、昨日コパカバーナへのバスチケットを買っていたので
14時前にタクシーでバスターミナルに移動する。
パレードのせいで、何度も通行止めにぶつかり時間がかかった。

もうペルーもおしまいである。名残惜しいな。

ペルーといえばインカ帝国ぐらいしか知識がなかったけど、
スペイン人との関係、日本人との関係、もっとよく知りたくなったし興味深い国だった。
もし今度来れたら、もう少しのんびりと北のほうも含めてじっくり回ってみたいな。

ごはんもおいしいし。
特にじゃがいもやかぼちゃ系根菜類がびっくりするほどおいしかったな。


さて。コパカバーナへのバスは、ほとんどが観光客で、
その半数ほどが外国人であった。

思えばこういうツーリストバスは久しぶりだな。
アジアではこういうツーリストバスによく乗っていた気がする。
2009020804.jpg
バスはほとんどチチカカ湖に沿って走り、窓の外の風景は素朴で素敵だった。

なにげなく羊の放牧かな、と思いつつ窓の外を眺めていたら、
妙に首の長い羊がいて、あぁそうか、アルパカか、と気がついた。

2時間半でイミグレーションに到着。
進められるままにペルー側で残ったペルーソルをボリビアボリビアーノにエクスチェンジし、
警察所で出国審査書にスタンプをおしてもらい、
隣のイミグレでパスポートに出国スタンプを押してもらう。

コリア?ハポン?と聞かれたので、ハポンと答えると
フジモリーと返された。

こちらの人は、フジモリ元大統領のことをどう思っているのだろうか。
最後は汚職にまみれてしまったけど、彼の功績を認めている人も多いのだろうか。

2011年の選挙では、フジモリの娘ケイコが出馬するようで、
そういえばリマからナスカに向かうハイウェイ沿いには、
壁にペイントされたKEIKOの文字をよく見かけた。


ペルーでの出国を終えると、徒歩でボリビア側に歩いていく。

入国審査書を記入して、パスポートのコピーとともに提出すると
ポンポンとパスポートにスタンプを押してくれた。

ボリビア入国は黄熱病のイエローカードを提示する必要があると聞いたのだけど、
パスポートの裏に張ってあるイエローカードを見もしなかったし、聞かれもしなかった。
2009020805.jpg
すごくのんびりした国境であった。

再びバスに乗ると、15分ほどでコパカバーナに到着。
ラパスまで行く人は、ここでバスを乗り換えるのだけど、
私たちは1泊することにした。

いつもこんな、3時間ぐらいの移動だったらラクチンなんだけどなぁ。
2009020806.jpg
部屋からみたチチカカ湖。



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【2009/02/08 22:45】 | 32か国目★ペルー(09.1/31〜2/8) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
コパカパーナからラパス、ラパスでもコパカパーナ?
ペルーとボリビアにまたがるチチカカ湖は
初代ペルー皇帝のマンコ・カパックが現れた場所だという。

そのチチカカ湖畔にあるボリビア側の町、コパカパーナに我々はいる。

ここは海抜3890m。
こんなところに湖があるなんて、なんだか信じられないけど、
確かに、いつもより低く感じられる雲がそれを証明しているような気がする。

それに、相変わらず頭の奥に残るドーンとした痛みや、
時折訪れる悪心、重く感じる体が、ここが高地であることの印でもある。

コパカバーナでの宿は
●HOTEL UTAMA
シャワートイレ付きダブル20ドル(言値25ドル)
朝食つき、ロビーでコカ茶とバナナフリー

この宿の朝ごはんはボリュームがあるというし、
宿のお父さんも、昨日「メガブレックファースト」と自称していたので期待していたら、
ヨーグルト、シリアル、桃缶の桃、パンケーキ、卵料理とハムにチーズ、
パン、ジュース、コーヒーというように確かにたくさんでてきた。

なのにマチュピチュインでのビュッフェ朝食がなぜだか忘れられない私たちであった…。


チェックアウトの時に、13時半のラパス行きのバスも予約してもらった。
それまで少し散歩することに。

こぢんまりした街である。

コパカバーナでの観光といえば、
マンコカパックの伝説がある太陽の島にボートで行くツアーがメインのようだ。

でも今ボートに乗ったら吐いちゃいそうだし、あまりせわしなくしたくないのでやめる。

チチカカ湖の湖畔に行ってみると、
まるで冬の河口湖などのように、スワンボートが寂しげに出番を待っていた。
ちょっと寒々しい。実際、高度が高いので、朝晩は結構冷えるのだ。

なんとなく、コパカパーナというと南国のイメージがあったんだけどな。

街を散策し、お土産をひやかしていると雨が降ってきたので
近くにあったスナック屋で雨宿りをしたけど、
やむ気配がないので急いで宿に戻り、ソファで本などを読んで時間をつぶす。
2009020902.jpg
ボリビアでよくみかける肉入りのパン。甘くておいしい。

ラパスへのバスは、途中で車を降りてチチカカ湖を渡ると聞いていた。
てっきり、フェリーなんだと思っていたら、
2009020904.jpg
人はこの小型のボート、
2009020903.jpg
バスはこんな板をはっただけのボートに乗せられた。

ちょっとおもしろい風景。

ラパスへは、3時間半ぐらいで到着した。
2009020906.jpg
すり鉢状の街と形容されているみたいだけど、まさにそのとおり。
盆地にびっしりと家々が張り付いている。
上から見ると、なかなか圧巻な景色なのであった。

バスはバスターミナルではなく、サガナギ通りに止まった。
ここはツーリスティックなエリアで、
何件か並ぶ旅行会社には、「orlo carnival 2009」などと書かれてある。

やばい。オルロも今カーニバルなのかもしれない。
だとすると、ラパスも旅行者であふれている可能性もある。

チェックしていたエルソラシオという安宿までは歩いていける距離なので、
坂道を登ったり下ったりしながら、息を切らせてたどり着くと
ちょうどタクシーが宿の前に止まり、
数人の旅行者がバックパックを取り出しているところだった。

それを見て、彼らが降りきる前に、急ぎ足で入口に滑り込む。
時に、宿取りは戦いになるのだ。

これまでも、こうしたタッチの差で最後の1室に滑り込めたことがある。
取るか取られるか。今日はそんな空気を少し感じていた。

レセプションでは、1組のカップルが部屋に案内されるところだった。
我々の番になり、ダブルルームがないか聞くと、満室とのこと。

じゃぁドミトリーは?と聞くと、それもフルという。
あぁ、さっきのカップルが最後のふたりであったたのだ…。

どうしようか、と2人で顔を見合わせると、後ろから「満室ですか?」と日本語で声をかけられた。
どうやらさっきのタクシーに乗っていたのは日本人の女の子グループだったようで、
ふたりほど私たちの後ろから覗き込んでいた。

彼女らは4人組みだったようで、彼女らがたずねると、トリプルはあるという。
なんだよ、部屋あるの!と思っていると、
それが最後の一部屋だという。

4人でいろいろ相談していたので、彼女達がやめるなら私達が入ろうと思って
それとなく待っていると、西洋人の男性二人組みが来た。

彼らはおばちゃんと話をして、なんとドミに案内された。
なにー!どうしてだろう。ひどい。

もしかしたら、私達がおばちゃんと話しているとき、うしろから日本人の女の子が見てたから
おばちゃんは私達が4人組だと思ったのかもしれない。

彼女たちはいろいろ相談した結果、トリプルに泊まることになりそうだったので
あきらめてその宿を出る。

なんだか悔しい。
私たちはコパカバーナでバスに一番乗りしたので、荷物を一番奥に入れられてしまった。
バスから取り出すときには最後になり、それで出遅れてしまったように思う。

もちろん、ラパスは大きな町なので、他にもたくさん宿はあるんだろうけど、
坂道のアップダウンを、荷物を背負って歩くのが非常にしんどいのだ。
2009020905.jpg
なんといってもここは、世界一標高の高い首都なのである。
バックパックをよっこらしょ、と肩に担ぐだけで頭がクラっとして、フーっとため息が出るのだ。

しかも、リマでキャスター付きのかばんがひとつ増えたので、
石畳の道をそれを引きずるのは想定外に大変であった。

まぁしょうがない。坂を上ったところに数件ホテルがあったので、
数件まわってちょっと高いけど、よさげなところにチェックインした。
高いといっても、2000円ぐらいのものである。

ふと見ると、宿の名前はホステル・コパカバーナであった。
コパカバーナを出て、コパカバーナにやってきた。まぁ面白い。

●Hostal Copacabana
トイレバスつきツイン146ボリビアーノ(言値154ボリ)
朝食つき、WIFIフリー。
ウユニに行く間、荷物を預かってもらった。

部屋で少し休憩して、外に出てみる。
けんちゃんという日本料理屋を目指したけれども、すでにクローズ。

私たちはクスコでも金太郎という日本料理屋に行きたかったのに、
移転したのか閉店したのか、見つけることができなかった。

ラパスでかつ丼を食べることをとても楽しみにしてたのに…。

失意のまま、目に付いたチキン屋さんでフライドチキンを食べる。
店の名前は、POJO COPOCABANA…
またしてもコパカバーナである。

セットにしたら、揚げバナナが付いてきた。

帰りはもう暗かったので、一応タクシーで宿に戻った。
タクシー代が安いし、外国人だからとふっかけてきたりしないのでとても使いやすい。

ペルーもボリビアも、こういう所はとても感じがいいなぁと思う。


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【2009/02/09 23:01】 | 33か国目★ボリビア(09.2/9〜2/17) | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
急遽ラパスでブラジルビザ申請。
2009021105.jpg
昨日、ボリビアの首都ラパスに到着した。

もうそろそろ来週末(2/21)に迫ってしまったブラジルのカーニバルについて、
真剣に考えなくてはいけない時期である。

ボリピアからブラジルに抜けるまでに、
ウユニには絶対行きたいと思っている。
ウユニからコチャバンバかどこかを経由してサンタクルスへ行けば
そこからブラジル国境まで列車が出ているらしい。

ブラジルは我々にとって南米で唯一、ビザが必要な国である。

だから、翌日発行だというサンタクルスの領事館でビザを取ろうと思っていたのだが
ラパスで取ってしまってもいいのでは?と今朝、思い立ったのだった。

ラパスの領事館では2営業日後の発行らしいのだけど、
ラパスに荷物を置いて、ウユニのツアーに行って、またラパスに戻ってくれば
帰ってきたらビザが出来ていることになるではないか!

しかもこれだと、身軽にウユニにいけるのだ。

ウユニにはせめて1泊したかったけど、日程を考えるとここは諦めた方がよさそうだ。
ラパスから夜行バスでウユニに行って、日帰りツアーに参加し、
その日の夜行バスでまたラパスに戻ってくることにした。

強行だけど仕方ない。

カーニバル1ヶ月をきって異常に高くなってしまったリオのホテルの予約をあきらめて、
いちかばちか数日前にリオに入って宿を探すことにした私たちにはギリギリの日程である。


朝、まずは宿の隣にあった旅行会社で、明日のウユニ往復バスチケットを手配する。
TODOツーリズモというバス会社が快適らしいのだけど、
残念ながら今週は往路復路も満席という。
代わりにOMARという会社のバスを手配してもらった。

それから、タクシーでブラジル領事館へ。
すごく、空いている。
受付で申請用紙をもらい、必要書類の説明を受ける。

★パスポートの原本と写真部分のコピー
★黄熱病イエローカードの原本とコピー
★クレジットカードか、銀行ステートメントの原本とコピー

とりあえず、以上のコピーが必要と言われたので、
領事館の向かいの雑貨屋にでコピーする。

申請用紙に持参していた写真を貼り付けて、上記のコピーを合わせて提出。

すると今度は、ブラジル銀行の振込用紙を渡される。
そこに出向いて、50ドルずつ払ってから、レシートを持参しなくてはいけない。

銀行の場所がどこにあるのか分からなかったので、タクシーで乗り付ける。
大通りを歩いて10分ぐらいのところだった。

また領事館に戻って、レシートを提出。
ふぅ。これで手続き完了だ。午前中いっぱいかかってしまった。
2日後の受け取りと言われる。

次はアメリカン航空を目指す。
世界一周航空券のルート変更をしてもらうためだ。

だけどせっかく行ったのに、システムダウンということで手続きできず。

お腹をすかせながら、昨日閉まっていた日本料理屋のけんちゃんへ。
ヤバイぐらい、たくさんメニューがある!
ページをめくりながらウキウキしてきてしまう。

物価の安い国でも、日本料理屋はそれなりの値段がすることが多いので
覚悟していたのだけど、1品40ボリ(600円程度)前後と思ったより安くてうれしい。

思いあまって、カツ丼とミニラーメンを注文。
相方は豚カツ定食を頼んでいた。
2009021002.jpg
出てきた量はボリビアスタイルでお腹がはちきれそうになりながらも、
高所の疲れも吹き飛ぶ至福の時を味わったのであった。


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【2009/02/10 23:30】 | 33か国目★ボリビア(09.2/9〜2/17) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ラパス探検。
ラパスは坂が多く、高低差のある街である。

酸素の薄い高地だけあって、高所得者は低地に住み、
低所得者が高地に住むという傾向があるらしい。

実際、中心部であるすり鉢状の谷の部分を走るプラド通りには
高層ビルが建ち、小奇麗なカフェやファストフード店なんかも並んでいる。

だけど、走っている車は乗り合いバスばかり。
乗用車はほとんど見かけない。
歩いている人も、インディヘナの割合が高い。

スペイン系のお金もちは、さらに低地にある豪邸エリアに住んでいるらしい。

私たちが泊まっている場所は、残念ながらこの中心地よりも高い場所にあるため、
中心部に行こうとすると、かなり坂を下らなくてはいけない。

坂の途中にある、地元の人ばかりの食堂でお昼を食べることにした。
2009021102.jpg
スープつきのメニューを注文。
何の肉かわからないけどステーキとライスのプレート8ボリビアーノ(120円ぐらい)。
みんな食べてたハンバーグみたいなもののプレートは5ボリ(80円ぐらい)。

うーん。昨日けんちゃんで食べた和食の1/5以下の値段である。
考えさせられる。


みやげ物屋が軒を連ねるサガルナガ通りの横道に、
ものすごく怪しい雰囲気をまもしだしている一画がある。
このあたり、どうやら、魔女の市場と呼ばれているらしい。
2009021001.jpg
店頭に並んでいるのは、得体の知れない動物を乾燥させたものや、
干草、各種小瓶に入った液体、妙な置物など。

キリスト教以前から信仰されていた宗教の、儀式に使う道具らしい。


坂を下って中心地に出て、まずは昨日システムが落ちていたアメリカン航空に行く。
今日はシステム復旧していたものの、
なぜか私たちのチケット番号にアクセスできない、と言われてしまった。
リマの時と同じだ。

よくわからないのだけど、アメリカン航空はワンワールドの加盟会社ではあるものの、
私たちが持っているJAL系のチケットをいじることができないようなのだ。
ワンワールド世界一周航空券のルート変更だけでなく、予約も入れることができないらしい。
どういうこと?

ふと、近くにラン航空のオフィスがあることを思い出した。
ランなら、スペインで問題なく予約ができたのだし、ルート変更もしてくれるかもしれない。

ランのオフィスでは、確かに対応はしてくれそうだった。
でも、ボリビアからだとチリにレターを送る必要があるので、
それの返事が来るのが月曜だという。

インターネットの時代にどうしてそんなタイムロスが発生するのかよくわからないけど
このために月曜まで待つのは意味が無いので
ラパスで変更手続きをするのを諦めることにした。

ブラジルのサンパウロにはJALのオフィスがあるみたいだから、そこでやろう。
あーもう、いちいち面倒くさいのであった。


それから、ムリョリョ広場に行ってみた。
てっきり、ラパスはボリビアの首都だと思っていたのだけど、
そうではなかった。首都はスクレらしい。

だけど、国会も、大統領官邸もここラパスのムリョリョ広場にある
「事実上の首都」なのだそうだ。
こんな高地にどうしてわざわざ…などと思ってしまうけれども。
2009021103.jpg
とにかくすごい鳩。

ハエン通りを歩いていくと、フォルクローレを聞かせるペーニャの名店があった。
帰ってきて、元気があったら夜にフォルクローレを聞きにきたいんだけどなぁ。どうだろう。

地図を見るとバスターミナルまで近そうなので、歩いていってみる。
2009021104.jpg
ラパスで一番治安が悪いと言われるバスターミナルだけど、
別に危険は感じなかった。


今日は20時のバスでラパスからウユニへ向かうのだ。
明日の朝に着いて、その日の夜行でラパスに戻ってくるのだから、
0泊3日の強行スケジュールである。

着替えの必要すらないので、小さなリュックだけを持って出かけることにし、
宿にバックパックを預かってもらった。

荷物が軽いと、体だけでなく、気持ち的にも負担が少なくラクである。
特にラパス~ウユニ間のバスは観光客を狙った盗難があったりするらしいし。

20時発のバスは思ったよりも観光客が多くて少し安心する。
ウユニまで11時間。

バスターミナルを出て、坂をぐんぐんあがっていくと、
左側にラパスの夜景がとても綺麗に流れていった。


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【2009/02/11 02:31】 | 33か国目★ボリビア(09.2/9〜2/17) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
白銀の世界!ウユニ塩湖
2009021201.jpg
ボリビアのハイライト!ウユニの塩湖に行ってきました。

昨晩ラパスを出発したバスは朝の8時半ごろにウユニに到着。
とても小さな町である。

ラパスからの道のりを、実はとても心配していた。

まず、夜は凍えそうなほど寒いと聞いていたので
ダウンも出したし、ジーンズの下にスパッツもはいて完全装備で臨んだ。

だけどそれは取り越し苦労であった。
バスの中は暖房が効いていたし、毛布もついていたので全然寒くは無かったのだ。
オンシーズンの乾季はかなり冷えるのだろうけれど、
夏の雨季はそんなでもないのかも。

それから噂に聞いていた悪路も、たいしたことはなかった。
電動マッサージみたいな小刻みな揺れがずっと続くぐらいで、
どこかの国で体験したような、頭がバスの天井に当たって痛いような揺れではないから
それなりに眠れた。


ウユニに到着した私たちは、まず駅前に向かった。
情報どおり、通りには旅行会社がたくさん並んでいたので
少し安心しつつ、まずはカフェに入って観光地価格の朝食をとる。

目の前にあったクリスタルツアーというところで、ワンディツアーを申し込んだ。
ひとり120ボリ(約1800円)。
列車の墓場、塩のホテル、魚の島、とひととおり回ってランチ付き。

当初は、2泊3日ぐらいのツアーに参加して、
塩のホテルに泊まったり、温泉にいったりして、
そのまま直接チリに抜けたいと考えていたのだけど、
1日ツアーでは塩湖に行くことしかできない。

終わってみれば、それはそれで十分な気もしたのだけれども。
2009021206.jpg
私たちを含めて観光客7人と運転手を乗せた車は、一面の塩の世界へと。
標高約3700mだけあって、日差しが痛い!
サングラスを外すと、スキー場でなりがちな雪目になってしまいそうだ。


そういえば、塩湖に向かう途中で、ビクニャが飛び出してきた。
これで、アルパカ、リャマ、ビクニャと、高地に暮す3種のラクダ科と対面できた。
2009021208.jpg
乾いたところでは、塩を手でほじくることができる。
2009021202.jpg
魚の島。
にょきにょきとサボテンが生えていて、不思議な光景。
2009021207.jpg
しかも、デカイ。

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塩のホテル。
2009021203.jpg
机もイスも、ベッドも、壁も全部塩。

2009021205.jpg
最後にちょっとだけ、鏡張りの景色が見れた。

雨季だからといって、天地対象の景色がいつでも見れるわけではないらしい。
少しだけでも、見れてよかった。

念願の場所なのに、この体験記があっさりしているのは、
ツアーメンバーに不満があったからかもしれない。
景色はすごいけど、なんとなく心の底から楽しめなかった。

夜行バスでラパスに戻る…。

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【2009/02/12 03:40】 | 33か国目★ボリビア(09.2/9〜2/17) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ブラジルビザとったどー

朝8時すぎ、バスはラパスに到着。
車はゆっくりと山を下って街に入ってゆく。
小さな建物が山肌にびっしりと密集したラパスを見下ろす景観は、何度見ても圧巻である。

時間的に丁度よいので、このままタクシーでブラジル領事館へと向かうことにした。
オープンの9時を少し過ぎて到着。
1番乗りかなぁと思っていたら、先客がひとりいた。
スムーズにビザゲット!!!
ブラジル楽しみだな!

領事館の隣にラディソンホテルがあって、
そこの1階にエアロスルのオフィスがあったのを見かけたので
明日のサンタクルス行きのチケットを購入してしまう。

ひとり100ドル程度。
本当は、国境のプエルトスアレスまで飛行機で行ってしまいたかったのだけど
明日は運行していないということだった。

サンタクルスまでなら夜行バスでいける距離なのだけど、
このあとリオまでずっと夜行移動を重ねていくので
物価の安いボリビアの国内移動だけ
少し奮発して飛行機に乗ることにしたのだった。


その後、タクシーで2日ぶりに宿に戻る。
思ったよりちゃんと荷物を管理してくれていたっぽい。よかった。
部屋も開いていたらしく、この間と同じ部屋にチェックインできた。

疲れていたけど、洗濯をして、しばし休憩。

お昼になったけど、だるいのでカップラーメンを食べてまだ休憩。
昨日も一昨日も、バスの車内泊だったから、やはりそれなりに疲れているのだ。

朝から部屋に入れてホントよかったなぁ。

16時ごろ、お土産を買おうと思って外に出たものの
なんだか疲れてすぐに戻ってきてしまう。

正直なところ、早く高地を下って、低地に戻りたい。
という気持ちでいっぱいである。
あぁ、濃い空気が恋しい…。


20時ごろ、ご飯を食べに外にでる。
屋台でポテトのスナックを食べて、
食堂でプレートにてんこ盛りの食べものをふたりでシェアして食べる。

ボリビアのひとは、大盛りの食事をよくペロリと食べるなぁと感心する。

フォルクローレを聞きに行く元気もなく、就寝。


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【2009/02/13 21:18】 | 33か国目★ボリビア(09.2/9〜2/17) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ボリビア最後の高所攻撃!世界で最も高度の高い空港って…
昨日、アエロスルというボリビアの格安航空会社で
14時時50分発サンタクルス行きの航空券を購入しているので、
今日はゆっくり12時半に宿をチェックアウトして、
エルアルト空港へタクシーで向かった。

ラパスの北に位置するエルアルトは、街よりさらに標高の高いところにある。
どれぐらい高いかというと、なんと4000m越え!なのである。

例の、高地に低所得者、低地に高所得者というセオリーどおり
このあたりのエリアには、比較的貧しい人たちが暮らしているらしい。

エルアルトには、実は空港以外で行きたいと思っていた場所があった。
外国からの救援物資を横流ししている市場があるらしいのだ。
だけど、毎週木曜と日曜ということで、日程があわず残念ながら来ることはできなかった。

なんでも、市場開催の日にはメキシコ風のプロレスもやっているらしく、
そこではインディヘナの格好をしたおばちゃんが戦うというから面白そうだったんだけど…。


さて、空港はボリビアの中心地ラパスの国際空港ながら、
かなり小ぢんまりしていた。
2009021401.jpg
エアロスルのカウンター。

バーガーキングがあったので、時間までそこでお昼にしながらパソコンでWIFIをひろう。

時間になったのでゲートに向かうけれど、中に入れてくれない。
スタッフに聞くと、まだ待っていろということらしい。

どうやらエルアルト空港はその標高の高さゆえなのか、
欠航や遅延も多いらしい。

電工掲示板の案内はいつまでたっても空白のまま。

さっき食べたバーキンのポテトがお腹の中で膨れているのがわかる。
なんだか胃が重いなぁ。
ベンチに座っているだけなのに、ちょっと気持ち悪くなってきた。

ようやく低地に行けると思ったら、
最後に4000mの洗礼があるとは思わなかった。

ホント、早く濃い空気を吸いたい。

それにしても、ボリビアの人はたくましいなぁと思う。
こんなところで普通に生活しているんだものなぁ。

管楽器を吹いたり踊ったりしながらのパレードなんて絶対できないし、
サッカーなんかも無理。
ラパスにはFIFAの公認サッカー場があるらしいけど、
よその国の選手がここで試合するのは大変だろうと思う。

2009021402.jpg
結局、私たちの便はディレイして18時半に出発となった。
これだったら、昼間のバスで行っても時間的に大差ないじゃないか。
高いお金払ったのになぁ。悔しい。

サンタクルス着いたのは20時ごろで、すっかり暗くなっていた。
日が沈み始めていたラパスでの肌寒さとはうって変わって
こちらはシットリと熱のこもった空気が満ち満ちている。
椰子の木なんかも生えていて、熱帯の雰囲気。

タクシーで中心地の広場に向かい、よさげな宿にチェックインする。
車窓から外を眺めていると、
ショッピングセンターのようなものがあったり、
オープンエアのカフェみたいなものがあったりして都会的。
ラパスと同じ国とは思えない!

ふぅ。今日はなにもできなかった…。

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【2009/02/14 21:23】 | 33か国目★ボリビア(09.2/9〜2/17) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
高所トレーニングの結果はというと…。
2009021501.jpg
昨日、ラパスからの飛行機が思い切り遅れたせいで
サンタクルスに着いたのは夜になってしまっていた。

夕飯を軽く食べたいと思ったいたのだけど、
宿の周りでやっているのはアイスクリーム屋ばかり!
すごく賑わっていて、暑いところにやってきたんだなぁと感じた。

それはそうと、低地のサンタクルスに降りてきたら、
さぞかし体が軽くて、颯爽と走れたり、歩くのもラクチンかと楽しみにしていたのに
相変わらず体が重くておなかも変だしどうしょうもない。

ラパスの空港にいたときから、なんだかお腹の調子がおかしかったのだけど、
今日は本格的に苦しい。

もしやと思って体温計をだしたら、少し熱があった。
でも、もう免疫があるので当分チフスにはならないはずだし、
ただ少し疲れているのかもしれない。

サンタクルスの近郊に、日本人の移住地があるので
ぜひ行ってみたいところだったのだけど、それどころではなく
今日は一日部屋で休むことにした。


部屋の天井にはファンが回っていて、
ここは暑いところなんだな、とぼんやり思う。

テレビではNHKが見れた。
日本は日本で、時間が動いているんだな、というようなことを考える。

のど自慢の番組では、たまたまなのか
ブラジル出身という人が数人出演していたのだけど
ブラジルからでかせぎに来た日系何世かなのかもしれないなと思う。
日本語上手だったから。

もしそうだったら、こちらに住んでいる彼らの家族や親戚たちが、
地球の反対側で、こうして日本のテレビを見れるんだなぁ。

そう考えると、日本の文化発信局(テレビ番組)=NHKオンリーという図式も
いかがなものかという気がする。

NHK的な人がイコール日本人、だと海外の人に思われてしまうと
ちょっと偏りがある気がするんだけども。

でも良く考えたら、まったく日本を知らない人は外国でNHKなんか見ないだろし、
NHKを見るのは日本人だと思えば、そんな心配する必要ないか。


などと、とりとめのないことを思いながら私がダラダラしている間、
相方が、次のキハロまでの列車のチケットを駅まで買いに行ってくれたけど、
日曜で窓口が閉まっていたらしい。
店もほとんど営業していないという。

南米では、キリスト教が熱心に信仰されているのに、少し驚かされる。
スペイン人によって後から持ち込まれた宗教であるのに。

サンタクルスでのホテルは
●Hotel copacabana
ダブル、トイレシャワーつき146ボリ(約2100円)
朝食つき、エアコンなし、ファン付きの部屋。


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【2009/02/15 12:37】 | 33か国目★ボリビア(09.2/9〜2/17) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
サンタクルスから夜行列車でキハロへ
昨日よりはだいぶ気分がよいし、熱もない。
お腹だけがちょっとまだ具合がよくない。
なにか変なもの食べたかな…。

胃や腸というのは、精神的な原因から調子が悪くなったりもする。
それだったら、なんとなく心当たりがあったりする。

というのも、ラパスからブラジルのリオまでの、この道のり。
ずっと憂鬱だったのだ。

とりあえずサンタクルスまでは飛行機で来ちゃったけれど、
ここから国境に近いキハロまでは15時間の夜行列車で向かい、
国境を越え、リオまでは28時間のバスの旅を予定している。

その間、たくさんの町を素通りし、
特に観光ができるわけでもなく、ただただ前に進むのみ。
自分たちで決めたことだからしょうがないのだけど、
気が乗らないのは事実だったりする。

短い日程の中で、行きたいところすべてを回れないことはもう諦めているし
なるべく体に無理のないようにスケジューリングをしたりもしている。
この大陸は広すぎる。
絶対に次また来なくちゃ。と、すでに思いはじめている。

朝、相方が駅に行ってチケットを購入してきてくれた。
今日の夜行で、ブラジルとの国境に近いキハロへ向かう。

昨日の昼からほぼ丸一日、なにも食べていないのだけど、食欲はない。
だけど日本食なら、食べれそうな気がする。

ラパスで心行くまで日本を堪能した「けんちゃん」という店が、
サンタクルスにもあるらしいので、行ってみることにした。
2009021601.jpg
サンタクルスの街を歩いていると、
本当にラパスは雰囲気が違う。ヨーロッパ的というか。
ハイビスカスや、プルメリアの花も咲き匂い、温かくて気持ちがよい。
というか、暑い。

歩いているのはインディヘナの人は少なく、
スペイン人との混血が目立ち、もしかしたらブラジルに近い感じなのかな、という気がした。
お店で売っているものも、なんとなくおしゃれっぽいし。

さて、強い日差しの中をタラタラ歩いてけんちゃんに到着。
ラパスよりこちらの店の方が、ローカルの客が多そうだ。

うどんがあたら食べたかったのだけど、なかったのでラーメンを注文。
相方は、ラパスのときとと同じ豚カツ。

…豚カツは、ラパスの方がおいしかった。
ラーメンは、麺はこっちの方がいいけど、スープと合ってなくていまいち。

でもとりあえず、なにか食べれてよかった。
やっぱりちょっと体が弱ると、普段食べなれたものが恋しくなるんだろうな。


広場に戻って、カフェで休憩してからタクシーで駅に向かった。
広場の木にはなまけものがいるらしかったのだけど、見つけられなかった。
平日の昼間だけど、たくさんの人が憩っていた。
2009021602.jpg
満席の列車は16時半に出発。
2×2の、良くもないけど悪くもない座席シート。
だけど道はめっぽう悪く、これはバスか?というぐらい揺れた。

窓の外には大自然が広がっているけど、ふたりとも通路側の席なのであまり景色は見えず。
となりのおばちゃんは、大きな体をシートにうずめて窮屈そうである。

まだ明るいし、明日の朝まで長いような気がしていたけれど、
車内のテレビでスペイン語の映画を3本上映し終わると、もう夜になっていた。


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【2009/02/16 12:46】 | 33か国目★ボリビア(09.2/9〜2/17) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
なにもない町キハロ
サンタクルスから乗った列車は、
夜になるにつれ、どんどん人が降りていった。
席を移動し、2席分を使って体を横にして眠る。

夜中、列車が減速している雰囲気を感じて、いったん眠りから覚めた。
ちょうどどこかの駅に滑り込んでいくところであった。

窓越しに麦藁帽子をかぶった男性の姿が目に入る。
オーバーオールを着たその男性は痩せていて、ひょろひょろと細長い。
そのシルエットが目に焼きつく。妙な違和感。

次にプラットホームの風景が見えてくると、
スカーフを頭に巻いて、なんというか、古めかしいヨーロッパ的な
映画の中でしか見たことのないような服装をした女性たちが
ベンチに礼儀正しく座っていた。

なんだかタイムスリップしちゃったような変な感覚がした。
この駅にいた男性は、ことごとく皆、オーバーオールに麦藁帽子をかぶっていた。
農家の人なのかな。
さっきの違和感は、彼らが夜なのに麦藁帽子をかぶっていたから感じたのかな。


朝日が昇り、そのころになると車両に残っているのは数えるほどに減っていた。
駅に止まるたび、物売りの子供が列車の中を歩いて回る。

皆こんがり褐色の肌をむき出しにしていて、まさに南国の子供という風貌だ。

2009021704.jpg
9時半ごろ、終点のキハロの駅に到着。
私たちの車両に残っていたのは、私たち2人だけだった。

すぐにブラジルに移動してもよいのだけど、
まだ体がしんどいのでキハロで1泊することにした。
2009021701.jpg
ちょっともうろうとしていてホテルの名前は失念。
駅前の通りを国境方面に10分ほど歩いたところにあるホテル。
トイレ、シャワー付きツイン。値段も忘れてしまった…。2000円ぐらい。
朝食つき、クーラーなしファン付き。プールあり


部屋に着くとすぐにベッドに横になり休む。

あっという間に夕方になったので、スープかなんかを食べようかなと思い外にでる。
相方が昼に食事をしたという店に行ってみたけど、もうやっていなかった。
2009021702.jpg
食事ができそうな店がみあたらなかったので、諦めて帰ろうとしたら、
肉を焼く屋台がいい匂いを発していた。
そこで内臓肉の串焼きを食べる。おいしかった!お腹にはよくなさそうだけど…。
2009021703.jpg
カラフルなオウムを見かけた。
夕日が美しかった。
すごくのんびりした町で、こんなところでゆっくりするのも悪くないなと思う。


明日はいよいよ、ブラジルだ。

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【2009/02/17 12:50】 | 33か国目★ボリビア(09.2/9〜2/17) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
南米随一の経済大国ブラジル
朝、キハロの宿からタクシーで国境に向かう。
10分ぐらいなのに、20ボリビアーノ(約300円)と外国人料金。

イミグレーションで出国手続きを終え、
声をかけてきたおじさんに残ったボリビアーノをブラジルレアルに両替してもらう。
普段だったら、去る国の通貨は使い切ってしまうのだけど、
ここでは小銭だけでもレアルに両替できて後々助かった。

というのも、ブラジル側に歩いて渡った後、
待ち構えていたタクシーでコルンバのバスターミナルへと向ったためだ。

ブラジル側には両替所がなかったので、
もしレアルを持っていなかったらタクシーに乗れないところだったのだ。
まぁボリビアーノも使えたかもしれないけど。

ここの国境ではブラジル側の入国手続きができず、
まずバスターミナルにある警察署に行かなくちゃいけないのだ。

こちらも国境から所要10分ぐらいなのに、25レアル(約1200円)。
一気に値段が高くなったなぁ。

バスターミナルで無事ブラジルの入国手続きを終え、
11時半に出発するリオ行きのバスチケットをカードで購入。

さすがにバスターミナルまで行けばATMがあるだろうと思っていたのに、
なんと見あたらない。両替所もない。
相方がいろいろ探しまわり、結局どこかのおじさんにドルを両替してもらったようである。

2009021801.jpg
バス会社のカウンターでは、親指を立てて、オブリガードと言われた。
そうかポルトガル語か。
ブラジルは南米で唯一ポルトガル支配の国だったのだ。

なんとなく、なじんできたスペイン語圏をここで一旦離れることになる。
せっかく覚えた数字も、発音が似ているにもかかわらず聞き取れない。
スペイン語とポルトガル語は似ていると思っていたけど、やっぱり違うな。

人も変わった気がする。
いろんな人種が混ざっている印象。
アフリカ系の黒人が増えたのかな。
そして、ボリビアの人よりおしゃれな気がする。

2009021802.jpg
さぁ、これからリオまで28時間のバス旅が始まる。
丸1日バスに乗って、それでもまだ着かないのだ。
ブラジルは広いなぁ。

今回は、リオとサンパウロとイグアスにしか行けないのだけど
ここコルンバ周辺の湿原地帯パンタナールや、
首都ブラジリア、アフリカ系黒人の多いサルバドールなんかにも行ってみたいものである。


心配していたバスだけど、
席はかなりゆったりしているし、エアコンもトイレも付いていて快適だった。

預ける荷物も、ひとつひとつちゃんとタグをつけてくれて、
しっかりしているなぁという印象。

ボリビアのボロいバスとは大違いだ。
2009021902.jpg
途中で何度も休憩があって、
その度に止まるところも、びっくりするほど施設は整っていた。
もしかしてヨーロッパ並?

休憩所では、有名なブラジルのパン、ポンディケージョ1個が
2.5レアル(100円ぐらい)もして、
物価の安いボリビアから来た私たちは
あっという間に軽くなっていくお財布にドキドキしてしまうのだった。


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【2009/02/18 13:00】 | 34か国目★ブラジル(09.2/18〜2/28) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
リオ到着…カーニバル2日前。
2009021901.jpg
コルンバから走り続けたバスは、
お昼ごろ、サンパウロに到着した。

高層ビルが立ち並んでいるから、すぐにそこがサンパウロだと分かった。
目的地のリオまで、あと6時間。
まだまだである。

バスは観客席が連なるスタジアムのようなところの脇を通った。
ふと見ると、側には、何メートルぐらいあるだろうか、大きな山車がたくさん控えている。

もしかしたら、サンバカーニバルの会場かも!と気がつく。
観客席は縦に細長く続いているのでスポーツのスタジアムではなさそうだ。

サンパウロでも、21日からカーニバルのはずだ。
こういう所でパレードをやるのだなぁ、と思う。
2009021903.jpg
昼過ぎ、途中の休憩所で食べ放題のビュッフェを食べた。
ひとり12レアル(500円ぐらい)。

どうやらブラジルには、食べ放題屋が多いようだ。
ずらっと並んだ料理には、野菜料理や肉料理に混じって
天ぷらっぽいものもあった。おぉポルトガルだー!と思う。

周りを見回すとみんな、てんこ盛りに盛って、お代わりもしていた。
ブラジルの人も、きっとよく食べるんだろうな。

リオには2時間ほど予定をオーバーして到着。
カーニバル前は日本の盆暮れのような渋滞があるらしい。

ふぅ。コルンバから30時間の移動であった。
バスも道も良かったから、そんなに苦ではなかったけど。

バスターミナルからタクシーでグロリア周辺のホテルに向かう。
昨日、かろうじて1泊だけダブル100レアル(約4000円)で予約できる宿があったので
予約していおいたのだ。

●HOTEL VILLA RICA
カーニバル2日前のネット料金でダブル100レアル。
トイレ、シャワー付き、インターネット無料、WIFIあり。
部屋にもってきてくれる朝食はフルーツたっぷり、卵もついていて充実。
メトロのグロリア駅から徒歩10分ぐらい。

この時期、リオではホテル料金が大幅に値上げされてしまうし、
安くて人気のある宿は予約でいっぱいだ。
といっても、カーニバル3ヶ月前ぐらいの時点では、それなりに手ごろなところもあった。

前々からリオでの日程が決まっているような日本からの旅行者だったら
早めに予約すれば問題ないのだろけど、
私たちは何日にリオに入っていつ出るのかを直前まで決めていなかったので
予約するのを延ばし伸ばしにしているうちに、
残っている宿は尋常ではない値上げを決行しているし、
しかも、ネットだと7日間まとめて予約しないと受け付けてくれなかったりして
割が合わない気持ちになっていたのだった。

カーニバルの数日前にリオに入れば、
なんとか空きはあるみたいなんだけど、明日はもう前日になるし
いまさら宿がとれるか、かなり心配。

宿に着いて、ダメもとで明日から泊まれるか聞いてみたら、やっぱり満室とのこと。
でも、知り合いの宿が120レアルで泊まれると教えてくれた。

とりあえず明日、周辺の宿を探しに行って、
もしなければその宿を紹介してもらうことにする。

今日はもう暗いので、宿探しは諦める。
近くの食堂でご飯を食べて、就寝。
リオの空気はみっしりと濃い。


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【2009/02/19 13:25】 | 34か国目★ブラジル(09.2/18〜2/28) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
カーニバル前日。宿のない私たちは…
朝がきた。
チェックアウトの前に、明日から泊まる宿を探さなくてはならない。
まずはグロリア駅周辺で手当たり次第にホテルに入る。

…全滅。
このあたりはメトロの駅に近くて便利だものなぁと思う。

あるホテルでは、
「ここはホテルじゃなくてモーテルだよ」と言われたりした。
いわゆる連れ込み宿であり、確かに雰囲気が多少異なってはいたのだけれど。

昨晩歩いた感じだと、この辺りには売春婦がウロウロしていたし、
安宿はどこも似たようなもんじゃないかなぁ、と思ったりもしつつ。


同じような、モーテルだかホテルだかよくわからないある宿では、
1泊40レアルで、あるよ、たぶん、3時ごろに部屋が開くと思うからおいで、と言われたりもした。

おお!しかも激安!
と思ったけど、カーニバル前日の午後3時に行って
やっぱり空き室ができなかった、ということになると嫌なので、さらに捜索することに。

水道橋の近くで、ローカルな安宿が5~6件集まっているところを見つけた。

そのなかの1件だけ、空きがあるというので部屋を見させてもらったけど、
ギシギシときしむ埃の溜まった木の階段、
部屋の中が覗けるほど大きな鍵穴、
薄暗い部屋、マットの薄いパイプベッド、汚れた壁…。

共同トイレをチェックする気にもならないぐらいのレベルで
ここには泊まれない、と思いその場を去った。
1泊30レアルぐらいであった。

宿に戻り際、すぐ後ろにあった大きなホテルをダメもとで尋ねてみたら、
1泊160レアル(6000円ぐらい)で部屋があった。
小奇麗だし、朝食付き。部屋はなぜか鏡張りだったんだけど。

どうやらやはり、質や立地にこだわらなければ、前日でも宿はあることはありそうである。


それにしても、こちらの人は、
男性はかなりの確立で海パンっぽい短パンを履いていて街中を歩いている。
おまけに上半身は裸、とか。で、みんなビーサン。
女性も水着に近い格好ですっごくラフだ。

ビーチに近いとこころなら、まだ分かるんだけど、
セントロでも、そんな格好でウロウロしているのだ。
ゆるいなぁ。


チェックアウト後、結局、宿のおじさんに紹介してもらった120レアルの宿に行ってみることにした。

着いてみると、そこは、たぶん、いわゆるラブホなんじゃないかなぁという感じであった。
料金体系が4時間、12時間、24時間の3種類。
パーキングに目隠し。部屋が鏡張り。天井まで…。

でもまぁ、窓を開ければ明るいし、クーラーも冷蔵庫も付いているし、
朝ごはん付きだし、部屋も広し、そんなに悪くはない。


さて、なんとかカーニバル中の宿は確保した。
次は、パレードのチケットだ。

リオのカーニバルは、路上で行われるものもあるのだけど、
有名なのはサンボドローモという会場で行われるパレードで、
これはシート代を払って見るものらしい。
したがってチケットが必要なのである。

コパカバーナにツーリストインフォがあるので、
チケットの入手方法について聞いてみることにした。

今年は日曜と月曜がスペシャルチームのパレードということで、
そのチケットは今、セクター3しか残っていないということだった。
価格は500レアル(約2万円)だという。

セクターというのは、座席のブロックのことで
当然、セクターによって出場者との距離が違ったり、見やすい場所などがあるようだ。

ちなみに、初日の明日、土曜はAチームのパレードがあって、
それもまぁまぁいいパレードだし、安く見れるよ、と教えてくれた。

朝に会場へ行けば当日券が買えるという。
明日買えるのは、セクター11が20レアル(800円)、セクター4が10(400円)レアル。

翌日のスペシャルチームと比べると値段がかなり違うので、
思わず聞き返してしまった。

そんなに値段が違うなら、やはりスペシャルチームのパレードを見なくてはいけないだろう。
ということで、近くの旅行会社を数件あたってみると、
あるある!
旅行会社によって、同じセクターでも値段が違った。

最安値の会社で、日曜のセクター4が230レアル(1万円弱)で販売していた。
セクター9と、11が350レアル(14000円ぐらい)。

一番安い席にするか、それとも一生に一度と思ってちょっとでも良い席にするか…。


夕暮れのコパカバーナビーチを歩きながら何度も考え、
購入を明日に持ち越しにする。
2009022001.jpg
ビーチ沿いの歩道にはポルトガル風のモノトーンの石畳が。

いよいよ明日からカーニバルだ!


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【2009/02/20 01:33】 | 34か国目★ブラジル(09.2/18〜2/28) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
カーニバル初日。リオ。
朝、賑やかな音で目がさめた。
窓を開けると、ホテルの前をパレードが通っている。
太鼓のリズム。楽しそう~
2009022101.jpg
ホテルの前で遭遇したパレード。


今日がカーニバル初日である。

リオのカーニバルは今日から4日間に渡って行われるのだけど、
サンボドロームという会場で行われるパレードは、
初日の今日がAグループ、
2日目の日曜と3日目の月曜にスペシャルグループ、
そして最終日にBグループのパレードコンテストが行われるらしい。

グループというのは、野球でいう1軍2軍みたいなもので、
優勝争いにつながるコンテストが行われるのが1軍のスペシャルグループなのだ。

その下が2軍のAグループ、さらにその下にBグループと続くようだ。

1軍のスペシャルグループは、12のエスコーラ(サンバスクール)で構成されている。
エスコーラは野球で言うチームである。

毎年必ず、スペシャルグループの最下位チームがAグループに降格して、
逆にAグループの優勝チームがスペシャルチームに昇格するのだという。
けっこう熾烈な争いだ。


今日は2軍のAグループの日だけど、昨日のツーリストインフォの話だとチケットも安そうだし
せっかくなので見てみて1軍グループと比較してみようかなという気になった。

宿から20分ぐらい歩いてサンボドロームにチケットを買いに行く。

今日も暑い。
2009022103.jpg
これが会場。
いろいろな人に聞いたもののチケット売り場が分からず
ウロウロしていると、数人のダフ屋から声をかけられた。

あるダフ屋のおじいさんと話をしていると、
警備員(警察官?)がやってきて、いきなり彼の腕をつかんで銃を突きつけた。
私たち外国人観光客が絡まれていると思ったのかもしれない。

弱そうなそのおじいさんはオタオタしていたけど、
私たちもびっくりした。
ダフ屋からチケットを買うのは違法行為なのだろうか。
偽物をつかまされたりトラブルが多かったりするのかもしれない。

ダフ屋が持っているのはそんなに良い席ではなさそうだったし、
チケット売り場は午後4時に空くということが分かったのでその場を離れることにした。
無駄足を踏んでしまった。


夕方までパカパーナのビーチでゆっくりすることにして
リオブランコ通り近くにあるメトロの駅に向かうと、
道路は歩行者天国になっていて、すっごい人並みである。
2009022102.jpg
あたり一面、ハジけた格好をした人ばかり。

みんないつもの、水着にTシャツ、ビーサンをひっかけたようなラフな服装に加えて、
派手な帽子をかぶったり、頭にアホっぽいカチューシャをしたり、
気合の入った人になると仮装をしたりしているのが面白い。

鳴り響く太鼓のリズム。完全にお祭気分だ。
…そして漂う、おしっこの匂い!

こんなたくさんの人が昼間からビールを飲んでいれば、
その後の生理的現象についてたやすく想像できそうなものだけど、
圧倒的に公衆トイレまたは仮設トイレの数が少ないのか
(周辺の店はみな閉まっているので)
または祭ならではの無礼講なのか知らないけど、
男性が道端で堂々と用を足しているのである。
ビルが立ち並ぶ街中で。ちょっと信じられない。


人ごみを潜り抜け、メトロのチケット売り場にできた長い列に並び、ようやくコパカバーナへ脱出。
数時間ビーチで横になる。
2009022105.jpg
ビーチには、老いも若きもブラジル女性の大きなおしりがいっぱい。
Tバックの水着からはみ出たプリプリしたおしりがそこかしこに転がっているのだ。
すっごく気になる。

アジア人的な肉薄な体型をしている私なんかは、ちょっと居心地悪いぐらいである。

ブラジルの女の子たちは胸もおしりも大きくてセクシーなんだけど、
その代わりにお腹まわりにもお肉が付いていたり、太ももにセルライトがあったりして、
それはそれで大変なのかもしれないな。
2009022104.jpg
ビーチ沿いにはホテルが立ち並んでいる。
もしカーニバル時期じゃなかったら、ビーチエリアに泊まりたかったなぁ。

セントロの宿にして良かったことは、カーニバル会場まで歩いて行けることである。
カーニバルの間は、夜に歩いても人が多いから安全、とツーリストインフォの人が言っていた。


人でびっしり埋まっていたビーチも、午後4時ごろになるとだんだん人が引いていったので
私たちも、引き上げることにした。
2009022106.jpg
メトロのセントロ駅の近くには、今日出演するのであろう
山車がたくさん置いてあった。


20時ごろに宿を出て、
サンボドロームのチケット売り場で、セクター11の席を
20レアル(800円)であっさり購入。
2009022107.jpg
中に入り、自由席なのでちょっとでも前の方の席を探す。
やっぱり今日はあまり人気がないのか、
会場は満席という感じではなかった。6部入りぐらい?

今日は観光客よりも、地元の人の方が多いみたいで、
みんなエンパナーダとかお弁当や飲み物持参で来ていた。
私たちも、明日は食べ物持って来よう、と思う。

21時ちょっと前に最初のエスコーラのパレードが始まった。
周りのみなさんは、立ち上がって一緒に歌を口ずみ、
というか、ノリノリで踊りながら大合唱していた。

私たちも、立ち上がってパレードが前に来るのを今か今かと待っていたけれど、
10分経っても、20分たってもまだ来ない。

私たちの入ったセクター11は、ゴール地点から2番目という最後の方だったので
なかなかたどり着かないのだ。
2009022108.jpg
ようやく目の前に先頭現れたのは、スタートしてから30分をすぎたころ。
それから列の最後尾がゴールするまでが約30分。

ひとつのエスコーラには60~80分ぐらいの持ち時間があり、
その間にサンボドロームを横切ることになっているらしい。
2009022109.jpg
ひとつのエスコーラにものすごい人数がいて、圧倒される。

でもやっぱり気になるのは、派手な羽飾りをつけてソロでサンバを踊る
露出度の高いお姉さんたちのおしり!
しつこいようだけど、すっごい。

彼女たちは、エスコーラの顔で、女優や有名人がなったりするのだそうだ。

見に来る前は、サンバといえば彼女たち(バシスタというらしい)のことを
思い浮かべていたけれど、実際に見てみると
彼女たちは3000人とか4000人が所属するエスコーラのほんの一部だということがわかった。


しかし3つほどエスコーラを見てしまうと、もういいかな、という気持ちになってしまった。
エスコーラごとにテーマがあるとはいえ、
どこも同じような構成だし(実際に決められた構成があるらしいのだけど)、
上から見下ろすと、人々がサンバを踊っているというよりもただ行進しているだけにしか見えないのだ。

なにより、ひとつのエスコーラが終わると、次のエスコーラがやってくるまで
実質30分の待ち時間があるので、どうしてもその間に眠くなってしまうのだった。

周りの人は、歌を知っているからコンサート気分で楽しいんだろうけども。


日付が回って1時ごろ、サンボドロームを出て歩いて宿に帰る。
確かに深夜だというのに、人も結構いるし、危険は感じなかった。

部屋でテレビをつけると、サンパウロのカーニバルをやっていた。
カメラは近距離で撮影しているので、なかなか迫力のある映像だ。
遠くの席から生で見るより、テレビで見た方がもしかすると楽しかったりして…。

明日のスペシャルグループはどんななんだろうなー。


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【2009/02/21 01:37】 | 34か国目★ブラジル(09.2/18〜2/28) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
カーニバル2日目。リオ。
昨日は明け方まで通りに音楽が鳴り響いていた。

朝起きて外を見ると、またしてもパレードが窓の外を通る。
ホントぶっ通しなんだなぁ。

昨日は昼のビーチと夜のサンボドロームをはしごして結構疲れたので、
今日はセントロを少しウロウロするだけにした。

カーニバル中なので、ほとんどの店が閉まっている。
試しに駅に行ってみると、安いパステルスタンドがやっていたので
フルーツジュースとパステルを注文。

パステルって、他のスペイン語圏ではケーキのことだけど、
ブラジルではチーズや肉が入った薄い生地を揚げたスナックを指す。
揚げ物好きにはたまらない、手軽でおいしいスナックなのだ。

フルーツジュースも1レアルぐらいで飲めるのがうれしい。

リオブランコ通り周辺では、今日も歩行者天国で所々パレードをやったりしていた。
でも心なしか、初日の勢いがなくなっている気がした。
こちらの路上パレードも夜が本番なのだから、
考えてみれば、なにも昼間から騒がなくたってよいのだ。

さて、今日はスペシャルチームのサンバパレードの日である。

私たちはカーニバル前日の旅行会社価格で一番安価だった、
セクター4のチケットを購入してある。

昨日見たセクター11は、セクター4の真正面だったので、
場所的にはそんなに変わらなさそうだと思っていた。

だけど会場に入ってみると、セクター4の席全体が少し後ろに下がっているため、
隣のセクターの座席が壁となり、
パレードがまさに自分の目の前に来たときしか見ることができないのだった。
2009022203.jpg
会場はさすがに満席状態で、観客のノリも昨日以上。

昨日はなかった国家斉唱の後に花火が上がって1組目がスタート。
スペシャルグループのコンテストは今日と明日の2日にわたり、
今日は6つのエスコーラが出場する。

周りの人がパンフレットをもっていたので、それをチラ見すると、
どうやらそれには出場するエスコーラの紹介や歌の歌詞が書いてあるようだった。

歌詞が分からない人は、それを見ながら一緒に歌う。

私は、このパレードの時の音楽というのは、
ブラジルでは有名な曲なのかな、ぐらいにしか思っていなかったのだけど
それぞれのエスコーラが毎年発表するオリジナル曲だと知って驚いた。

なんで皆がそれを一緒に歌えるのかというと、
毎年、年明け前に各エスコーラがCDを発表するのだという。
それが、ヒットチャートになるのだ。

歌が流行れば、そのエスコーラも人気がでるし、
パレードのときには当然、とても盛り上がる。

観客はコンサートを生で聞いているようなものだし、
客席で一緒に踊ったりしちゃうのだから、クラブのようなものでもあるわけだ。
2009022204.jpg
観客はみなひいきのチームがいるらしく、旗を振って応援したりしている。
スポーツ観戦にも近いものがあるな。
2009022201.jpg
一番手の IMPERIO SERANO は、去年のAチームチャンピオンらしい。
今年はスペシャルグループに入ってこれて気合が入っているのか、
昨日見たAチームのパレードとは確かに一線を画すみごとなものだった。

どうやら、リオではスペシャルグループの優勝チームには莫大な賞金が出るらしい。
お金をかけられれば、それだけ立派なものができるのは当たり前ではある。
2009022202.jpg
おそらく、このボックス席にいるのが審査員。だと思う。
みんなこのボックスの目の前でポーズ決めるから。

2番目の GRANDE RIO の時も、
3番目の VILA ISABEL の時も、観客はノリノリで歌っていた。
2009022206.jpg
だけど一番盛り上がるのは、楽器隊が目の前を通るときだ。
さすがに空気が大きくゆれる。


確かに昨日よりも今日の方がパレードは豪華だけど、
基本的には同じ構成なので、3つばかり見てしまうと
またしても、そろそろもういかな、という気分になった。

ただ昨年優勝の(というか、2003年から2006年を抜かした5年間優勝し続けている)
BEIJA FLOR が5番目なので、それを見て帰ることに。

4番目の MOCIDADE INDEPENDENTE は、そんなに好きなタイプのパレードじゃなかった。

いよいよやってきた5番目の BEIJA FLOR は、そりゃもうすごい盛り上がり方だった。 
人気あるんだなぁ。

6番目の UNIDOS DA TIJUCA も、人気があるチームらしいのだけど、
すでに時間は朝の3時を回っているし、
例のエスコーラとエスコーラの間にぽっかり空いてしまう30分以上の空白の時間に
耐え切れずウトウトしだしたので、もう帰ることにした。

帰り際、中継しているテレビをチラ見したら
モニターで見るほうが出演者の表情も見えるし、迫力があった。
なんてことに気が付いてしまったりして…。



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【2009/02/22 18:02】 | 34か国目★ブラジル(09.2/18〜2/28) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
コルコバードの丘へ
気持ち的にはだいぶカーニバルを満喫した気がするので、
今日の夜行でサンパウロに向かうことにした。

その前に、というか、最後にやっとリオ観光。

有名な、コルコバードの丘に登ることにする。

水道橋のあたりからトラムが出ているみたいで、
それに乗って行きたいと思っていたのだけど、
少し買い物をしたかったので、まずはメトロでコパカバーナへ。

セントロの店がほとんど閉まっているのに対して、
コパカバーナはさすがリゾート地というか、開いている店が多いのだ。

リオの海岸線はずっと長いので、
コパカバーナをさらに南に行ったイパネマや、
さらにその先にもビーチリゾートエリアが続いている。

セントロから離れるにつれて高級エリアになっていくようだ。

私たちは、イパネマという名前の響きに惹かれつつも
セントロから行きやすいコパカバーナで十分満足したので
先に進んでないけのだれども。


コパカバーナでちょっとした買い物をして、
量り売りのお店でランチを食べたりしてから
バスにのってコルコバードの丘へ。
夕日がきれいに見えるらしいのだけど、まだ早いかなぁと思いつつ。

バスを降りると、ツアーの勧誘らしき人に囲まれる。
すぐそばにある駅から登山電車に乗れば丘の上まですぐ行けるはずなのに、
なんでだろう、とそのときは思った。

駅に行くと、チケット売り場には観光客の長い列。
ようやく自分の番になってみると、
なんと買えたチケットは18時半の列車であった。

そのとき時間は16時前。
2時間以上も待つのかぁ。

ちなみにこの電車のチケットは高いけどユースホステスの会員カードで割引があった。

さっき駅前にいた客引きたちは、
乗り合いバンかなんかに待ちきれない観光客を乗せて丘の上まで行ったりするのかもしれない。

確かにそれだったら、2時間こんなところで待つよりよっぽど時間を有効に使えるだろう。

すぐ近くにカフェ的なものはないし、
私たちは近所の公園の木陰で本を読んだりして時間をつぶすことに。


しばらくすると、後ろから日本語で話しかけられた。
びっくりして本から目を上げると、一人旅らしい日本人の女の子だった。

でもちょっと興奮気味だし様子が変。
話を聞くと、どうやらさっき、例の電車のチケット売り場で財布をスラれたのだという。

小銭しか入れてなかったからとりあえず大丈夫というのだけど、
腹が立って誰かに話したかったときに、日本人(私たち)の姿が見えたから
思わず声をかけたっていうところかもしれない。

彼女も南米を回っているらしい。
なんだか話がしたくてしょうがないという感じだったので
私も諦めて本を横に置いて話を聞く。

彼女はボソリと、
ボリビアだかアルゼンチンだかのバスターミナルで
チケットを購入している間にバックパックを丸ごと置き引きされてしまったことも告白した。

日本の海外旅行保険は優秀だから、盗難にあってもほぼ全額が戻ってくる。
でもそれはたいてい何ヶ月も後のことだ。

旅行続行中の彼女は、着替えからバックパックから全部新しく買い換えたんだそうだ。
その後なのだから、小さなスリでも悔しいだろうなー。

だったらもっと気をつければ…と思わなくともないけれど、
きっと彼女だって注意していたはずだし、スリの方が上手だったという事かもしれない。

南米では、実はこれまで結構、強盗やスリ被害にあった人の話を聞く機会が多かった。
だけどその被害者はほぼ全員、一人旅の旅行者だった。
小柄な女性はなおさら、カモとして目を付けられる可能性が大きいのだと思う。

私たちはこれまで旅行をしてきて、2人旅の利点やラクさを身にしみて感じてしまっているので、
女の子が一人で旅しているなんてすごいなぁと改めて思う。

ふたり旅の大きな利点のひとつは、
荷物を交代で見張ることができるってことだ。

バスターミナルでだって、ひとりが荷物を見ている間に
ひとりが身軽になってチケットを買いに行ったり、トイレに行ったり、
食料を買いに行ったりすることができる。

座席指定ではない長距離バスなんかに乗るときも、
ひとりが荷物預けに並んでいる間にもうひとりが先にバスに入って
座席を確保したりすることもできるし。

まぁでもとにかく、私たちも注意しよう、と思った。

彼女は17時の列車のチケットを買っていたらしく、
時間になり去っていった。

あと1時間。
だんだん日が傾いてきた。

18時半の列車に乗りこむと、
急斜面をケーブルカーのようにぐんぐん登っていった。
その間、お日様はぐんぐんと落っこちていく。

太陽よ、もうちょっと待っておくれ!っていうか、早く到着しないかな。
終点まで20分ぐらいかかった。

到着したときには、すでに太陽の姿はなく、
空の色は薄いブルーから濃い蒼へと変わっていくところだった。
2009022301.jpg
駅から階段を登ってキリスト像のそばまで行く。
キリスト像はライトアップされて光っていたけど、
暗くてやっぱり海は見えない!

丘の上までたどりつくと、眼下にひろがっていたのはリオの夜景で、
見たかったリオ独特の海岸線なんかはまったく判別できず。
暗いところが山とか海なんだろうけど。

すごく残念。
2009022303.jpg
セントロのあたりを見ていると、ひときわ明るいサンボドロームの灯りを発見。
あそこで今日も、スペシャルグループのサンバパレードをやるはずだ。

2009022302.jpg
キリスト像はといえば、
南米の他の町でも、丘の上にキリスト像が立っているのを何度かみた。
近くにきたのははじめてだけど。

鎌倉の大仏みたいな感じかな。

盛り上がりにかけたものの、そろそろ時間なので宿に戻る。
途中で、リオブランコ通りをのぞくと、またパレードをやっていた。

宿で荷物をピックアップして、タクシーでバスターミナルへ。
車は途中でサンボドロームの出発地点近くを通る。
今日のパレードに出る山車が連なり、たくさんの人で賑わっていた。
もしかしたらこのあたりっちからだったら無料で見れるスポットがあるかもしれない。


22時のバスでサンパウロへ向かう。


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【2009/02/23 06:08】 | 34か国目★ブラジル(09.2/18〜2/28) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
日曜日のサンパウロ
朝の5時前にサンパウロのバスターミナルに到着した。
サンパウロのバスターミナルはかなり大きい。

早朝なので、ベンチに座って時間をつぶした。
うー眠い。そしてちょっと寒い。

そういえば6時間の移動って、夜行の距離じゃなかったな、と思う。
今朝早くリオを出て、お昼ごろにサンパウロに到着すればよかったのかも。

ウトウトと浅い眠りを繰り返すうちに、気がつくと9時になっていたので
メトロに乗ってあらかじめ予約しておいたレプブリカ公園近くのホテルへ向かう。

ふと車内で辺りを見回すとと、ビーサンを履いている人なんて誰もいない!
スニーカー率高し。そして短パン&Tシャツなんて人もいないし。

あの暑い太陽が照り付けていたリオと比べてそれだけ涼しいということもあるけれど
都会的ということでもある。

そして、リオではカーニバル中は町にいる人みな浮かれた雰囲気だったのに、
それもない。

なんだか寂しいなぁ。

ホテルに着くと、まだ朝なのにチェックインさせてくれた。
助かった…なんだか今日は疲れていたのだ。

●Hotel Colunmia
トイレシャワーつきダブル
ブッフェの朝食つき、エアコンつき
ネット予約で110レアル

ベッドにゴロンと横になってテレビをつけると、
昨日のリオでのサンバパレードの様子が放送されていた。

さっき近くのコンビニで買ったポンデケージョとビールを片手にそれを見る。
やっぱりテレビで見たほうが面白いんだよなぁ。


午後、お昼を食べに日本人街へ行ってみることにした。
サンパウロにはロサンゼルスと並んで世界でも少ない日本人街があるというので
楽しみにしていたのだ。

だけど正確には、ロスと同様にサンパウロでも日本人街に日本人以外の住民が増え、
しかも肝心の日本人が町にとどまらなくなったことから
こちらではなんと数年前に、東洋人街と名前も変わってしまっている。

そんな、かつての日本人街に向かった。

途中でふと気がつく。あ、今日は日曜日だ!やばい。
南米では、キリスト教が熱心に信仰されているため日曜はほとんどの商店が休みとなり、
町は人通りが少なくゴーストタウンのようになるのだ。

でも日本人街、いや東洋人街なんだし、もしかすると大丈夫かも、
などと思いつつメトロのリベルタージ駅を降りる。

この駅でメトロを降りたのは、私たちを含めて、みな東洋人顔だった。
おお、と思う。

外に出てみると、みごとにどの店もシャッターが閉められ、開いているのは数件のみ。
やはりここは南米であった。

せっかくなので、ちょっと歩いてみる。
2009022402.jpg
提灯の形をした街頭、赤い鳥居、地面に敷き詰められた太鼓の形のタイル。
大阪橋、三重県橋といった名前の橋もあった。おもしろいな。

よく中華街だと、中国語で書かれた看板を見かけるけれど、
ここでは日本語の看板はほとんどない。
ただ、NEMOTOとかSUGISHITAとか日本名が付けられた商店は目に付く。

パン屋がやっていたので、そこでアンパン!を買う。
隣のグローサリー屋で、納豆と日本風の弁当が売っていたので購入。
2009022403.jpg
納豆は、ブラジル産だ。
きっとどこかの移民区で日系の人が作っているんだろうな。と想像する。

ブラジルの人は大豆を良く食べるから納豆も意外といけるかも、とも思うけど
やっぱり買うのは日本人だけだろうな。


平日にまた来よう。



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【2009/02/24 08:46】 | 34か国目★ブラジル(09.2/18〜2/28) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
雨のサンパウロ。
やっと月曜日!今日はサンパウロで大切な用事を済ませなくてはならない。

メトロに乗ってBrigadeiro駅へ。
2009022501.jpg
サンパウロのメトロは線が3つあり立派である。

向かったのはJALのオフィス。
世界一周航空券のルート変更と、オープンチケットの日程予約をするのだ。
本当は次のチケットはアメリカン航空のものなんだけど、
南米に入ってからいくつかの国でチャレンジしたもの手配をしてもらえなかった。

頼みの綱は、日系航空会社JALである。
っていうか、私たちが持っているチケットがJAL発行のものだから
JALに行けば絶対やってくれるのはわかっていた。

南米で唯一JALのカウンターがあるのがここサンパウロなのだ。

そしてすんなりと、思い通りの手続きをやってくれた。
これで、日本帰国までの航空券の手配がすべて終了。

ということは、帰国日が決まったということである。
私たちの旅行も残りあと1ヶ月ちょっと
終わりが見えてきた。早いなぁ…。


それから、買い物しようとセー広場の周りをウロウロしていたら、
どしゃぶりの雨が降ってきた。

そのまま街歩きを続けられる雨ではなかったので
食堂でランチをしつつ雨宿り。

ちょうどテレビでリオのパレードの結果発表が始まったところだった。

そう、サンバカーニバルはコンテストなので、ちゃんと結果発表があるのだ。
リオのカーニバルは国内最大なのだから、
サンパウロでもその結果発表に感心があるのかもしれない。


最後まで結果を見なかったのだけど、後で分かったことによると、
優勝したのは月曜日の Salgueiro というチームだった。
16年ぶりの優勝らしい。
テレビで見たときも、太鼓をテーマにしたこのチームの演出は目だっていたものなぁ。

1点差で2位になったのが、私たちが見に行った日曜日の人気チーム Beija-Flor。
3位は月曜の Portela:で、
4位が日曜の Vila Isabel 
5位も日曜の Grande Rio 。

月曜のスペシャルグループのパレードをテレビをみたときには
日曜よりも月曜の方が質が高いかなと思ったけど、
上位チームに日曜と月曜が交互に入っているところを見るとそうでもなかったみたい。
やっぱりテレビマジックか。

最下位12位は、
今年スペシャルグループに繰り上げされたばかりの Imperio Serrano だった。
かわいそうだな。来年はまたAグループだ。

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【2009/02/25 01:07】 | 34か国目★ブラジル(09.2/18〜2/28) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
東洋人街ふたたび。
2009022601.jpg
ボリュームのあるビュッフェの朝食をすませ、部屋で休む。
なんだかサンパウロ、気分が乗らない。

都会だからかな。
それとも、カーニバルが終わってしまったからかな。
リオの空気が懐かしく感じる。

重い腰を上げてリベルタージにある東洋人街に行く。
今日は平日なので、商店もオープンしていた。

日本語の本が並ぶ書店や、日本の雑貨を売るお店なんかもある。
店頭でやきそばとか、たこ焼きも売ってた。

だけど働いている日系人はお年を召した方が多い。
たしかに、4世とか5世とかになると、日本語よりもポルトガル語の方が堪能だろうし
日本人街にいる必要もないよなぁ。

街を歩くと日本人的な顔をしている人と確かに良くすれ違うのだけど
その人たちは日系なのか、中国系なのか、韓国系なのかわからない。
街を歩いていても、日本語が飛び交う、という感じではなかった。

例えば、日本とブラジルの旗が描かれている食堂があったので
そこに入ってメニューをもらうと台湾料理屋だったりした。

たぶん、昔は日系の人がやっていたお店を台湾系の人が買ってそのまま営業しているんだろう。
店のスタッフは中国語を話していた。

日本料理屋らしき店もたくさんあるので、
きっと本格的な和食が食べられるんだろうなぁと思いつつも、
どこも入りづらい雰囲気で躊躇する。
店頭にメニューがないから、だいたいの予算がわからないし、
引き戸の扉がきっちりしまっていて中の様子もわからないし。

結局、ファストフードみたいな感じの鉄板料理屋で焼きそばとちゃんぽんを食べた。

メニューにトッポギがあったので、韓国系のお店なのかもしれない。
店の名前はBENKEIだったけど。

地元の人たちで結構賑わっていたけものの、味はいまいち。
これが日本のちゃんぽんだと思われたらいやかも。
リンガーハットが恋しくなった。

日本からブラジルへ移民が始まって、去年でちょうど100年。
移民資料館に行ってみたら、時間が遅くて閉館してしまっていた。

東洋人街の宿に泊まってもよかったな、と思った。

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【2009/02/26 12:14】 | 34か国目★ブラジル(09.2/18〜2/28) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
サンパウロからフォスドイグアスへ17時間。
2009022701.jpg
サンパウロのバスターミナルから14時半のバスに乗る。
朝の7時すぎにフォスドイグアスへ到着する予定だから17時間の移動だ。
車は南西へとひたすら走る。

バスは相変わらず快適だ。

ブラジルの夜行バスには3回乗ったけど、
夜の休憩時に歯を磨く女性が多いことに多少驚いた。

これまでいろんな国の夜行バスに乗ってきたけれど、
私のような外国人旅行者は別として、
地元の利用者らしき人がトイレで歯を磨く風景は
ヨーロッパ圏意外ではあまり見かけなかった気がする。

少なくとも、南米ではブラジルが始めてだ。
だから何だという訳ではないのだけど。


明朝に到着するフォスドイグアスは、
イグアスの滝で有名な町であるが、
アルゼンチン、パラグアイと国境を接しているので、
滝観光が終わったら、即出国する予定である。

もうブラジルも終わっちゃうのか。
だけどイグアスの滝は、かなり楽しみにしていたところ。
大瀑布らしい。期待に胸ふくらませて就寝。

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【2009/02/27 12:19】 | 34か国目★ブラジル(09.2/18〜2/28) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
イグアスの滝、まさかのアルゼンチン側観光できず…。
朝の6時ごろ、フォスドイグアスのバスターミナルに到着。
併設されていたカフェで朝食をとり、
ちょっと早いけど予約していた宿にバスで向かう。

●IGUASSU Charm Suites
トイレバス付きダブル80レアル(約1200円)
朝食つき、プールあり。
近距離バスターミナルや国立公園などへ向かう
バス通りから1本入ったところにあって、便利。

チェックインできたので、すぐに出かける用意をする。

今日の予定は、丸一日かけてブラジル側とアルゼンチン側の滝を観光するのだ!

しかも、アルゼンチン側では滝の真下まで行くボートに乗るので
水着着用。カメラも、防水対策ばっちり。

まずは近いブラジル側から攻めることにした。

宿近くのバス停で待つこと30分程。
やってきた国立公園行きのバスに乗り、30分ぐらいで到着。

入場料を払って、今度は公園内を走る二階建てバスに乗り込む。
世界各国からの旅行者がいるなぁ。

一方で、周りを見回すと、自分専用のお茶セットを持っている人もちらほら。
これがマテ茶のポットかぁ。
革張りの容器にお湯が、ストローがささったコップに茶葉が入っているようだ。
パラグアイとかからの観光客なのかな。

ガイドブックに書いてあったとおり、二階建てバスを3つ目の駅で降りて
遊歩道を歩くことにした。
2009022801.jpg
すると、だんだん滝が見えてきた。
一直線に並んでいて、なんだか大地の割れ目から水があふれているようだ。

しばらく歩くと、悪魔の喉笛が見えるポイントに出る。
2009022802.jpg
確かにこれはすごい。
数年前に、雨季の増水気に遊歩道が流されて観光客が亡くなる事故があったそうだけど
そうなってもおかしくないぐらい、川の上に張り出されている遊歩道を歩く。
2009022803.jpg
たとえ不死身のインディージョーンズでも、この滝から落ちたら生きて帰れないだろうなぁ。
2009022804.jpg
すごい量の水がゴウゴウと上から下へとなだれ込んでいく。
滝ってすごいな、
この勢いをエネルギーに変えられたらいいだろうにと思う。

しぶきがパラパラとあたる。
暑いから、これぐらいのミストは気持ちよい。
2009022805.jpg
光の加減で、虹が見え隠れしたりする。

エレベーターのある場所まで行き、お腹がすいたのでハンバーガーを食べ、
バスに乗って戻る。まだ11時半だし、いいペースだ。

この調子ならアルゼンチン側も余裕だろう。
ブラジル側もすごかったけど、アルゼンチン側はもっとすごいらしい。
楽しみだ。

国立公園からのバスは、フォスドイグアスの近距離バスターミナルに行くのだけど、
そのずっと前に、アルゼンチン行きのバスのルートと重なるポイントがあるようで、
私たちはそこでバスを降りて、アルゼンチン行きのバスをひろった。

運転手に運賃を払い、チケットをもらう。
私たちは国境で降りて出入国手続きをするつもりだたので、
このチケットがあれば次のバスに乗ることができるということだったのだ。

というのも、ブラジルのフォスドイグアス~アルゼンチンのプエルトイグアス、
それからフォスドイグアス~パラグアイのシウダーデルエステ間にある国境は、
実はほとんどノーチェックで行き来できてしまう。

少なくとも、ブラジル側の国境はスルーしてしまうのだ。
ブラジルビザを持ってない旅行者なんかも
それでこっそり滝の観光をしにブラジルに入ったりしているらしい。

人の往来も激しいからか、バスの料金も3カ国の通貨が使えるし。

ただたまにチェックがあるというし、
私たちは念のため国境でスタンプ押してもらっておくことにしたのだ。
こんなゆるそうな国境なら、きっとたいした手間じゃないだろうし。


ブラジル側の国境で降りたのは、数人の旅行者だけ。
想像通り、あっという間に出国を終えたものの、
次のバスが待てど暮らせどなかなか来ない。
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やっと来た、と思ったら、別の会社のバスで、そのチケットでは乗れないと言う。
後から思えば、お金を払って乗ればよいだけの話なんだけど、
そのときは、ひたすらさっき乗ったバス会社が来るのを待った。

かれこれ1時間ぐらいして、ひとりの女の子が新しいバスで国境に現れた。
彼女は、アルゼンチン側のプエルトイグアスから、16時発の
ブエノスアイレス行きのバスに乗らなくちゃいけないと言っていた。

私たちが、ずっとバスを待っていると知るとすごく慌てて、
国境の職員とスペイン語で話をしたかと思うと、涙声になって怒り出した。

バスが来ないと、ブエノスアイレス行きのバスに間に合わない、ということだけど
まだ14時だし、そんなに急ぐこともないのに、と私たちは思っていた。

結局彼女はその職員が斡旋したタクシーでプエルトイグアスへ向かった。

私たちのバスが来たのは14時半ごろ。2時間ちかく国境にいたことになる。
しかも、バスに乗り込むと、運転手はさっきの人だった。

え、もしかしてこの会社は1台しかバス持ってないのか?
黄色のチケットは要注意です。ケチらず他の会社のバスに乗り換えるべし。

さらに、乗り込むときに運転手の手元にあったデジタル時計が15時半を刻んでいたのを見て嫌な予感がした。

もしかして、アルゼンチンと時差があるんじゃない?

いやいや、ガイドブックにも時差があるなんて書いてないし大丈夫。
アルゼンチン側の入国も追え、(こっちはバスが待っていてくれる)プエルトイグアスのバスターミナルへ。


とりあえず、滝へのバスを探すけど、よく分からない。
いたるところにツーリストインフォの文字があるけれど、
それは各バス会社が勝手に自称しているだけなのは一目瞭然だ。

それにしてもちょっとしたカルチャーショック。
アルゼンチンの長距離バスは、すごく豪華そう。
食事がついていたり、バスにWIFIがあったりするようだ。

そんなことより、両替所がみつからない。
本物のインフォも見つからない。どうすればいいんだろう。

仕方がないからあるバス会社の偽ツーリストインフォで滝行きのバスを聞くと、
今日はもう遅いから無理だよ、と言われる。

そんなはずない。国立公園は18時までだし、今はまだ15時すぎのはず。
だけど、彼が指差した壁掛け時計はすでに16時をすぎている。

あれ、やっぱり時差あるの?
っていうか、これはサマータイムではなかろうか。
アルゼンチンはサマータイムを導入してないと思っていたのに。
ガイドブックはやっぱり当てにならない。


なんとか国立公園行きのバスを扱う会社が見つかり、そこでたずねると
16時45分のバスに乗れば、ギリギリ行って見学できるとのこと。

ATMの場所を聞くと、教えてくれたけど、そこに行ってる時間ないよ、と言われる。

国立公園の入場料はアルゼンチンペソで払わなきゃいけないから、
入場料分のペソを含めていくら、と提示してくれたのだけどそのレートが悪い。

結局、ATMに行ったものの、並んだ挙句にお金を引き出すことができず。
…アルゼンチン側、諦めました。

ショック!っていうか、信じられない。
ブラジルとアルゼンチンに時差があったなんて。

国境でケチらず他の会社のバスに乗っておけばよかったのだけれども。

ボートで滝に突っ込むツアーに参加するつもりだったから
しっかり下に来ていた水着のことを思うとなんだか悲しい。


アルゼンチンペソは手に入らなかったので、
ブラジルレアルでバス代を払ってブラジルに帰った。

何しにアルゼンチンに来たのだろう…。
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フォスドイグアスに戻り、シュラスカリアでやけ食い。
シュラスコ最高。

なにげに、今日で旅行1周年なのであった。
ビールと肉をほおばりながら、この1年に思いをはせたのだった。


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【2009/02/28 12:24】 | 34か国目★ブラジル(09.2/18〜2/28) | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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