はじめに
20代にできなかった世界旅行を、30歳で彼氏と一緒に!と
2008年2月29日に出発した世界一周旅行。
旅行日数のべ425日、2009年4月29日に帰国いたしました!
最終地のハワイで彼氏は旦那となり…
準備期間から旅行中のあれこれ、事後報告など右のカテゴリ別にご覧ください☆
 
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スペインからモロッコへ。
セビリアから朝10時半のバスにてアルヘシラスへと向かう。
窓越しにポカポカと暖かい日差しがあたってウトウトしていると
あっという間に3時間たち、到着。

バスを降りると、風が強くけっこう寒かった。

目の前のフェリー乗り場に入ると、
セウタ行きと、タンジェ行きがあるようだ。

どちらもジブラルタル海峡を隔てたアフリカ大陸だけど、
前者はスペイン、後者はモロッコである。

2時発のタンジェ行きフェリーのチケットを購入。
33ユーロ。意外と高い。

フェリー乗り場にスカーフをかぶった女性がいて
イスラムの国にまた行くのだなぁと実感する。
2009010502.jpg
向こう側がアフリカ大陸。

スペインの出国は、パスポートを見せるだけで終了。
出国スタンプもなし。

これって、前にイギリスからチュニジアに行く飛行機で
ノースタンプで出国してしまって、後々もめたのと同じシチュエーションではないだろうか?

出国スタンプないけれど、スペインに戻ってくるときにもめなければいいなぁ。
不安要素ができてしまった。

フェリーの中では、モロッコの入国審査があった。
モロッコの人って、フレンドリーだな。

ソファーに横になって昼寝をしているうちに、到着。
3時間後の17時になっていた。

モロッコは時差があるので、1時間時計を戻して16時だ。

10ユーロぐらい上乗せしてスピードボードにすると、1時間で着くらしい。
仮にこのフェリーの30分後にあった、14時半のスピードボードに乗っていたら
タンジェに到着したのも時差を引いて14時半ということになる。

もしこれに乗っていたら、
タンジェ~フェズ行きの15時半のバスに乗れ、
フェズでホテルに泊まれたのに…と分かったのはもうすこし後であった。

フェリーを降りると、モロッコ人がなにか話しかけてきた。

もちろん警戒していたのだけど、
しきりに時計を合わせろというようなことをいう。
どうやら、時差があることを教えてくれたようだ。

その後、銀行の場所も教えてくれて、去っていった。
モロッコ人、親切かもしれない。

そうして、しつこいタクシーの勧誘などもなく
あっけないほどあっさりと銀行で両替し、国営バスのCTMオフィスに到着。

フェズ行きのバスは、今日はもう21時発の夜行しかなかった。
タンジェで1泊する気はなかったので、このチケットを購入。

荷物を預かってもらえたので、身軽になって5時間ほど街を散策することにした。

CTM前の広場には、カフェが並んでいた。
おじさんたちが、外を見ながらお茶している。
女性は皆無。アラブな雰囲気だなぁ。

その中のひとつに入って、チャイを頼む。
2009010503.jpg
久しぶりのミントティ!しかも激甘!
でもこれがおいしくて、ホッとする味なのであった。
量が多いのもうれしい。1杯5DH(約60円)

それにしても気になるのは、ジュラバという
フードつきのマントを着た人たちである。
2009010505.jpg
寒いし、男性も女性もマントを着ているひとはフードをかぶっているので
頭のさきっちょがとんがっていて、
なんだか、ねずみ男を彷彿とさせるスタイルなのである。

チュニジアでも着ている人を数人みかけたけれど
モロッコではかなり頻繁に見かける。
なんというか、ちょっとかわいらしい。

タンジェのメディナをぶらぶら。
魚のから揚げが売っていたので、サンドイッチにしてもらう。おいしい。

物価が安いのでごはんをガッツリ食べよう、と思う。
食堂で、モロッコ料理のタジンとクスクスを注文。
2009010504.jpg
タジンはジャガイモとニンジンとトマトとチキンの煮込みで、
クスクスの方は、味付けがタジンと同じであった。
しかも、量が多い!

体はあたたまり、かなりお腹いっぱいになったけど、
メイン料理を2つ頼んでしまったようである。失敗した。

それにしても、ひとつ拍子抜けしたことがある。

実は一部のバックパッカーの間で、
世界3大ウザイ国と噂されているのが
インド、エジプト、そしてモロッコらしい。

私自身も、インドとエジプトでは人間不信になりそうだったし
自分が嫌になるほど、イライラしたりした。

だから、モロッコに来るときには覚悟してドキドキしていたのだけれど
実際にタンジェの街を歩いてみると、
人々はしつこすぎず、観光客に対してのきなみ親切だし、
極め付けが、お金に対してがめつい様子が全然しない。
皆にこやかだし、感じがいい。

ときおり、いや、かなりちょくちょく
ハシシはいらんかねーと声をかけられはするけれども。

意外とモロッコ、過ごしやすいかもしれない。


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【2009/01/05 05:18】 | 31か国目★モロッコ(09.1/5〜1/12) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
フェズ滞在25時間
早朝3時、バスは予定通りフェズのCTMオフィスに到着した。
バスの中も寒かったけど、外はまだ暗くかなり冷える。

一応、ガラスで仕切られた待合室があったので
ベンチに横になって日が昇るのを待つことにする。
寒くて眠れない。

と思いつつ、うとうとする。

7時ごろ、オフィスの中のカフェが営業していたので
そちらに移動してあたたかいチャイを飲む。

カウンターも開いていたので、
リッサニ行きのバスのことを聞くと、夜の21時発しかないとのこと。

モロッコ1週間という日程を考えると
ここで1泊するのはもったいないので、そのまま今日の夜行でリッサニに行くことに決めた。
CTMは、荷物を預かってくれるはずだから、昼間観光して、夜ここから出発すればよい。

という我々の目論見に反し、
荷物は出発の1時間前からしか預かれないというではないか。
この新市街のCTMがそういうシステムなのか、受付の女性が融通きかないのか分からないけれど
ここではダメなので、次に駅にいってみることにする。

駅なら、荷物預けがあるかもしれない。

そうして、朝の新市街を歩きフェズ駅へ。
工事中らしく、完成すると立派な駅になるようだけれども
今はまだそんなに大きな建物ではなかった。
荷物預けも見当たらず、しょうがないので、今度はメディナ近くのバスターミナルに行ってみることに。

プチタクシーと書かれた赤いタクシーでマルーク門まで10DH。
ちゃんとメーターを使ってくれたし、そして安い。
モロッコは外国人が旅行しやすいところだなぁと改めて思う。

マルーク門近くにあったバスターミナルは、
CTMだけでなく民営バスも発着しており規模が大きい。
こちらのCTMオフィスでは、なんてこともなく荷物を預かってくれた。
ふーよかった。

荷を降ろして軽くなったところで、メディナを散策する。
2009010605.jpg
さっきタクシーで来たとき、ぐるりと大きな城壁を回ったのだけど
フェズのメディナはこの立派な城壁の中にある。

中に入るとフェズエルパリと呼ばれる広大なスーク街となっており、
メインの道をただまっすぐ歩いてみた。

どこかで道を折れて気ままに歩いてしまったら
絶対に元の道に戻れないだろうな、という気がしたからだ。

フェズのメディナは世界一の迷路と言われるだけあり、
どこまでも同じようなスークが続いている。
本当に広い。
2009010601.jpg
最初は道幅も広く、割とゆったりした印象だったけれども
次第に道は細くなり、台車を引くロバや自転車が通るたびに道を譲らなくてはなくなった。

まだ時間が早く人出が少ないが、
ここを、人がビッチリと詰まって右往左往しているところを想像すると…大変なことである。

ここフェズの旧市街はモロッコいちの古都で、
日本の京都のようなもの、とよく例えられるらしい。

年代的にもメディナができたのが808というので、
日本の平安時代のころ、
モロッコ最初のイスラム王朝がここに興ったようだ。
2009010602.jpg
古そうな木造瓦ぶきのモスクが美しくたたずむのを見ると、それを実感する。

アラビックな雰囲気が漂うドア、綺麗なモザイクが施された共同水道。
メディナのあちこちにモスリムならではの美的センスが発揮され、
守られているなぁと感じるのだった。

スークの売り物で気になるものと言えば、やはりバブーシュである。
革素材のモロッコスリッパで、シンプルながらなんだかかわいい。
2009010606.jpg
そして、タジン器もなにげに欲しくなる。
日本でいう土鍋のようなものだけど、
土鍋は蒸気が逃げる穴が小さいのに比べて
タジン器はとんがり帽子のようにとがった中央部分が大きな喚起口になっている。

欲しいなぁ。。。でも絶対割れるだろうなぁ、と思う。

後で行くマラケシュにも大きなスークがあるのでここでは何も買わず、
ハリラというスープを朝食にする。
他のアラブの国がそうだったので、モロッコもスープといえばレンズマメかなと思っていたら
皆がよく飲んでいるのはトマト味のハリラであった。

ほんのりセロリのような草のにおいがして、短いパスタとレンズ豆が入っている。
ミネストローネのような感じでおいしい。


しばらく歩いてどうやらメディナから脱出したので、
インターネットを求めてバスで新市街に行ってみることにした。

というのも、明日はリッサニに行くことは決めたけれど、
泊まるのはリッサニから40キロ離れたメルズーカにしたいと思っている。

ここはサハラ砂漠の直前にある村で、
ラクダに乗て砂漠に行くツアーを宿が主催していたりするのだそうだ。

かなり辺境の地であろうし、宿泊費やツアーの値段もあらかじめ知っておきたいので
ネットでチェックして宿を予約したいのだ。
2009010604.jpg
新市街は、それなりに都会であった。
マクドナルドも発見。
ムハンマド5世通りから一本路地に入ったところにネットカフェを見つけた。

メルズーカに、日本人宿があったので
公衆電話で明日の予約と、リッサニまでの送迎をお願いした。

これでひとまず安心だ。

さっきネットで見たら、メディナの中にある
皮なめし工房に興味がでたので行ってみようと思ったのだけど、
雨が降ってきて、寒いのでやめる。

バスターミナルにはカフェや食堂っぽい店もあったので、
そこででチキンの丸焼きハーフと、チャイで夕食にし、
あとはひたすら21時が来るのを待った。

バスに乗ってしまえば、
明日には、サハラ砂漠にぐんと近づいているはずだ。
わくわくする。


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【2009/01/06 05:25】 | 31か国目★モロッコ(09.1/5〜1/12) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
25時間バス内軟禁!
目が覚めると、時計は6時半を指していた。
予定では、もうリッサニに到着している時間である。

昨日の夜中、目が覚めたときからバスは動いていないようである。
エンジンも止まってしまっているので、
暖房が消えて車内はとても冷えている。

今日泊まる予定の宿には、昨日電話で連絡しており
バスがリッサニに到着する時間に迎えにきてもらうことになっているのだ。
今頃、バス亭で待っているかもしれない。

でもバスはといえば、リッサニまであとどれくらいあるかも分からない
路上で立ち往生しているのだった。

次第に夜があけると、周りの状況が見えてきた。
2009010701.jpg
どうやら、事故かなにかで道がふさがっていて、先に進めないようなのだ。
私たちが乗っているのと同じような観光バス数台に、乗用車、トラックなどが連なって止まっている。

8時ごろ、バスを降りて様子を見に行ってみた。

列の先頭車両の鼻の先には、閉ざされたゲートがあった。
いったい、このゲートは開くのだろうか?
このままフェズに逆戻りするのだけは嫌だな、と思う。

ゲートのそばには小屋があり、そこで温かいミントティが飲めた。
シャイ、シャーイ、チャイ、といろいろ変えて言ってみたけどなぜか通じず。
飲んでいる人のコップを指差しすると、あー、チャイね、と。
私の発音とどう違うのか分からん。
1杯1DH(12円)だった。格別安い。

雨が降ってきて寒くなってきた。
バスに戻って、砂漠用に買い込んでいたお菓子に手をつける。

そうこうするうち、10時ごろにはゲートが開き、
バスはようやく前進した。

走り出してしばらくすると、ゲートが閉まっていた理由が分かる。
2009010702.jpg
それは、なんと、雪!

まさかモロッコで、アフリカで、雪が降っているのだとは思いもしなかった。
あたり一面、白銀の世界なのだ。
粉雪がパラパラと降ってさえいる。

雪の振る中、またしてもバスが止まった。
理由は分からないけど、列になってしばし停車。

リッサニにたどり着けるのかな、と不安になる。

だけど同乗していたフランス人らしきグループは、
そんなことはおかまいなく、嬉しそうに外でキャッキャと雪遊びをしていた。


やっと走り出した、と思ったら、
あ、あ、危ない!ドスーン!!
2009010703.jpg
今度はなんと、停車していた前のバスに突っ込んでしまったのだ!

ブレーキを踏んだけど雪道でスリップして、よけ切れなかった、という感じだろうか。
野次馬を含めて男たちがバスの外に出て、いろいろと協議を始めた。

こちらのバスはちょうど運転席の前のガラスがボロボロに壊れ、
エンジンのあたりにぶつけられた前方のバスは、
ポタポタとオイルを垂らしてしまっているので修理が必要かもしれない。

とにかくこれでまた足止めだ。

どうするのかなと思っていたら、
お昼をすぎて、こちらのバスだけ先に発車した。

フロントガラスが壊れているのでノロノロ運転である。
それでも、前に進むだけまだいい。
2009010704.jpg
しばらく進むと、ぶつけたバスが我々を追い抜き、そして停車した。
乗用車もそれに続く。

どうやら、乗用車には修理工が乗っており相手のバスを直したようである。
こちらのバスも一応見てもらい、大丈夫そうと判断したのか、すぐに出発。
どうにか雪山を越えることができた。

15時過ぎ、駐車場のあるレストランで代わりのバスと合流した。
2009010705.jpg
バスをチェンジして一安心。
そして、食事タイムとなった。

私達はお菓子があったからどうにかやり過ごせたけれど、
乗客の中には夜からまったく何も食べていない人もいるはずである。
つらかったろうな。

気持ち的には、少しでも早くリッサニに着いてほしいから
とっとと出発して欲しいのだけど、
ようやく一段落ついたからか、ここでゆっくり1時間半ほど休憩タイムがあった。

どうやら、リッサニまであと300キロもあるらしい。
腹を決めたというところなのだろうか。

20時ごろ、乗客がたくさん降りていったバスターミナルで
宿に連絡。どうやらあと2時間はかかるんじゃないかということ。
車を手配してもらう。

22時、リッサニに到着。
宿に電話をいれて、車を待った。

リッサニからメルズーカまでは約40キロ。
宿はメルズーカより数キロ北のHassi Laliadという村にある。

●Wilderness Lodge
トイレバス共同
ひとり50DH×2人
朝食20DH、夕食50DH
日本人女性のりこさんがいろいろと相談に乗ってくれる

宿に到着したのは23時。
電話で夕食をお願いしておいたのだけど、
出てきた熱々のタジンに、救われた思いがした。

はー、思えば、昨日の夜21時にフェズを出発してから丸一日以上がたったのだ。
そのうちほとんどをバスの中に閉じ込められていたことになる。

寒かったし、狭かったし、長かったし
今日はつらい1日だった…。

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【2009/01/07 05:41】 | 31か国目★モロッコ(09.1/5〜1/12) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
サハラらくだツアー
思えばモロッコに来て、初めてベッドで迎えた朝である。

昨日はシンドイ移動だったなぁ。
それもこれも、ここメルズーカでサハラ砂漠を体験するためなのであった。

宿のシーツは白く清潔で、
3重に重ねられた毛布のおかげで
まったく寒さを感じずぐっすりと眠れた。

朝ごはんを作ってもらおうと部屋からでると、結構な涼しさである。
テラスが暖かいよ、と教えてもらい、
屋上のテラスに上がった。

おお!

すぐ向こうにサハラが広がっている!
村から道路を一本はさんで、すぐのところまで砂漠が迫っているではないか。

そういえば、昨日は夜中に到着したので
ここがどういうところか暗くてまったく分からなかった。

こんなすごいところだったとは。

オレンジ色をした、とても綺麗な砂漠である。
がんばって来てよかったねぇ、と相方と顔を見合わせたのだった。

この砂漠の境界線を見たとき、
中国の敦煌にあった砂漠のゲートを思い出した。

あそこの砂漠は黄色くて、とっても綺麗だったのだけど
「ここから先は砂漠ですよー、入場料○○元払わないと入れませんよー」
という露骨なゲートがあり、私達はゲート手前で悔し紛れに写真を撮って帰ってきたのだった。

それに比べると、ずっとオープンな砂漠である。
オアシスの緑があり、その向こうに見渡す限りの砂山が広がっている。

砂漠とは、不思議なものだなぁと思う。

テラスで熱々のベルベル風オムレツを食べて、
夕方に出発する1泊2日のらくだツアーをお願いする。

中国でも、シリアでも、ヨルダンでも、エジプトでも、
砂漠に近づく度に、その中にずっぽり身を置いてみたいと思っていた。
そして単純に、かわいらしい顔をしたラクダに乗ってみたいとも。

ここメルズーカに来たのは、他でもない
そのラクダに乗ってサハラに向かい、
砂漠の中のキャンプで1泊するというツアーに参加するためである。

ツアーは16時からというので、その前に村を少し散歩してみた。
2009010802.jpg
気が付いたら端から端まで歩いて回っていたほど、小さな村である。
砂漠に行くので一応、水を購入しておく。
すでに雲が出て肌寒いので、水を飲もうという気はあまりしないのだけれども。

昨日もその前も、夜行バスの中で凍え死にそうになったことを思い出し、
砂漠の夜はさぞ寒かろうと、ありったけの衣服を重ね着して準備完了。

キャミ、保温ロンT、セーター、パーカー、長袖シャツ、ダウンジャケット、
ストール、ジーンズの下には保温スパッツ、もちろん靴下は2枚重ね。

時間になってみると、ツアーは我々2人だけの貸切であった。
2009010803.jpg
ラクダさん、どうぞよろしくお願いします。
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思ったよりも、ラクダの背中は高い。
私が前、相方が後ろのラクダに乗っていざ出発だ。
アズールというベルベル人の青年が手綱を持って先導してくれる。
2009010808.jpg
ちょっと裏山に行ってくる、という感じで、大砂丘は村からすぐ。
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すごいなー砂丘の間をどんどん進む。
上下にゆれるので、早くもおしりがいたくなったのだけれども。

1時間半後…
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ここを、今日のキャンプ地とする!

夕日を見るために、砂丘に登る。
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まっさらな砂山に、自分の足跡をつけていくのはなんとも気持ちがよい。
2009010809.jpg
夕日!
そして夕日に染まる砂漠が、かなり美しい。
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来てよかったなぁ、と、もう一度思う。

あまりに砂がサラサラなので、ふたりで砂いじりをしていたら
あっという間に1時間ぐらいたってしまった。
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テントに戻ると、アズールがお茶を入れてくれ、
どこからか持ってきた枯れ木で焚き火を作ってくれた。あたたかい。
2009010811.jpg
なにもない。誰もいない。
これといってすることもない。

ここは砂漠のほんの入口にすぎないのに、
まったくの別世界だという気がする。

アズールが作ってくれた夕食のタジンをたべて
そのまま横になり、星が出るのを待っていたのだけれども
月が大きいためかなり明るく、雲も多いのであまり星は見えなかった。

なにより寒い。
パラパラと雨も降ってきたのでテントの中に入ることに。

テントは風を通さないし、ちゃんとマットと枕もある。
借りてきたシェラフの上に毛布を4枚も重ねたので
寒さを感じずに眠ることができそうだ。

降るような星空を体験できなかったのは残念だったけれども。

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【2009/01/08 06:48】 | 31か国目★モロッコ(09.1/5〜1/12) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
思い残すことなし!サハラ
テントの中では懸念していた寒さはそんなに感じなかったけれども、
シェラフの上に重ねた4枚の毛布の重さがずっしりと体にのしかかっていた。
そのせいか、眠りについてから2回も起きてトイレに行った。

1度目の時は、テントを出ると雲もなく、
満月に近い月の明かりが驚くほど鮮明にあたりを照らしていた。
月って、明るいんだなぁと改めて気が付く。

シンとした空気の中で適当なところで用を足すのだけど
周りに誰もいないとわかっていても、なんとなく怖かったりする。

2度目に目が覚めると6時半であった。
外に出ると、砂丘と空との間が、うっすらと紫がかっている。
そろそろ日の出が近いのかもしれない。

テントに戻ると相方も目を覚ましていた。
30分ほど毛布の中であたたまってから日の出を見ようと外にでると
もうかなり空は白ばんでいた。

昨日、夕日を見るために登った丘の上まで歩いてみる。
昨晩はそんなに風が強くなかったようで、私たちがつけた足跡もまだくっきり残っていた。
2009010901.jpg
途中で、だんだんと砂山がピンク色を帯びてくる。
そしていよいよ、日の出。
2009010903.jpg
太陽は、見る見るうちに、あたりの砂山をオレンジ色に染める。
ハッとするほど美しい風景だった。
2009010902.jpg
キャンプに目を落とすと、アズールがなにか働いているのが見えた。
そろそろ戻ろう。

しばらくするとキャンプの片づけを終えたらしく、彼ははラクダに向かって歩いていった。
2頭のラクダたちは、足かせをされつつも
けなげなことに、夜の間に少しずつ移動していたようだった。
自由になりたいんだろう。そりゃそうだ。

アズールがひっぱってきたラクダの目には涙が浮かんでいた。
なんだか、申し訳ない気分になる。
2009010904.jpg
昨日来た道を、ラクダに乗って村まで戻った。
2009010905.jpg
2泊3日のツアーにしておけばよかったかなぁ、と、少し名残惜しい。
サハラには来れて本当によかったと思う。

宿に戻り、朝食を食べ、のりこさんに今晩マラケシュへ発つことを告げる。

砂漠から帰ってきて、充実感で満たされ、もう心残りは無い。
そして私達は、マラケシュまで一晩で行けるのかということも心配なのだ。

どうやらマラケシュまでの夜行バスは、
オート(大)アトラスではなく、モワイヤン(中)アトラスを越えていくらしい。
ということは、途中までフェズに戻るのと同じルートなのだ。

フェズからここに来るときに、雪で足止めされたので、
マラケシュまでもスムーズにいけない可能性もある。
あの25時間バス内軟禁日のことを思うと、それだけでどっと疲れる。

そんなわけで、出発を決めた。
時間まで部屋を使わせてもらうことができたので、
少し眠ったりシャワーを浴びたりして過ごす。

昼過ぎに外に出ると、今日は少しあたたかい。
太陽の日差しを浴びて、テラスでくつろぐ。

2時ごろにお昼ご飯を作ってもらって、
そのときに、のりこさんが電話でバスを予約しようか、と言ってくれた。

ありがたくお願いすると、
どうやら雪のため、今日の17時40分リッサニ発のマラケシュ行きは
バスがないらしいとのこと。

20時発のカサブランカ行きに乗って乗り換えれば、なんとか行けるらしい。

最悪、カサブランカまで行けばマラケシュまで列車で3時間の距離である。
とりあえず、16時半にタクシーを呼んでもらうことにして、
念のためマラケシュ行きにトライしてみることにした。

荷物を用意して約束の16時半に待っていたのだけど、
タクシーが来たのは17時半であった。

リッサニの民営バスターミナルに付いたのが18時。
カウンターはひとつしか開いておらず、ひとけもない。

ただちょうどタンジェ行きのバスが出発しようとしているところで、
これに乗ってどこかで乗り換えれば、マラケシュまで行ける、と教えてくれる人がいた。

また、今からエルフードまでタクシーで行けば、
マラケシュまでのダイレクトバスに間に合う、と言う人もいる。

しばらく悩んだ末、バス会社関連の人っぽいこの彼に賭けてみることにした。

のだけれども、
電話で呼んでくれた白タクに乗りこんだところでまた電話でなにか話しだした。
そして、
「いつもだったら18時半にエルフード発があるんだけど、今日はないようだ」
というようなことを言った。
もしかしたら、すごくいい人なのかもしれない。
お礼を言って車を降りる。

唯一開いていたカウンターのおじさんと相談した結果
20時のカサブランカ行きバスに乗って
朝4時にトドゥラというところで降り、
マラケシュ行きのバスに乗り換えることになった。

いろいろな話を統合して予想したところ、
おそらく今日の17時40分リッサニ発のマラケシュ行きは
雪でスリップ事故かなんかを起こしてしまい、出発できなかったのかもしれない。

20時、カサブランカ行きのバスはとりあえずリッサニを出た。

隣に座った英語のできるベルベル人のおじさんが、
しきりに話しかけてくる。

彼が言うには、今日もフェズ行きの道はゲートが閉まっているようだ。

雪積もるミドルアトラスを、無事越えることができるのだろうか…。


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【2009/01/09 06:54】 | 31か国目★モロッコ(09.1/5〜1/12) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
激寒バスとマラケシュ!
昨晩20時にリッサニを出発したカサブランカ行きの民営バスは、
ぐんぐんスピードを出して雪山を越え
朝の4時ピッタリにトドゥラに到着した。

驚くほど正確なタイムスケジュールである。

昨日バスターミナルで片言英語のやりとりによりつかんだ情報によると、
ここからマラケシュ行きのバスに乗り換えられるということである。

4時に到着して、8時にマラケシュ行きのバスがある、と私達は理解していた。
次のバスまで4時間待ちを覚悟してやってきたのだ。

もしトドゥラが山の中にあって、バスターミナルが吹きさらしとかだったらどうしよう…
計算上はリッサニから8時間の場所なのだから
雪の中を外で待つようなことはまさかないだろうけれども。

などと思いながら恐る恐るバスを降りると、もう雪道は脱していたし、
まぁまぁな規模のバスターミナルには、
併設されたカフェに電気がともっていたので一安心。
凍え死ぬことはなさそうである。

さらに思いのほか、ひとつだけ明かりのついたバス会社のカウンターがあった。

ここで眠たげなおじさんから、マラケシュまでのチケットを購入。
出発時間を聞くと、4時半とのこと。

おー!!すぐではないか。
かなり感動。
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カフェでチャイを飲んで体をあたため、すぐにバスに乗った。

リッサニからトドゥラまでのバスは暖房が効いていたのだけど
トドゥラからマラケシュまでのバスは、どうやらノー暖房のようである。

雪山は越したものの、車内はかなり冷える。
オンボロのバスだから、隙間風の攻撃もある。
バスの中で吐く息が白いんだから、笑ってしまう。

もう朝なのでそんなに眠気もなく、ただひたすら寒さを堪えた。
約5時間の耐久後、10時ごろにマラケシュに到着。

朝に到着できるなんて、なんだか信じられない。
すごく嬉しい。

バスターミナルはメディナの入口だったので、歩いて安宿街へ。
中庭のある同じような雰囲気のホテルがたくさん並んでいた。

噂に聞いていたとおり、マラケシュの安宿は、どこもなかなかきれいである。

泊まった宿●ホテルエッサヴィラ
トイレバス共同ダブル100ディルハム(1200円)
中庭があって、部屋もほどほど広くてかわいらしい。
ただ、シャワーがぬるま湯しか出ない!つらかった。
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夜になると、フナ広場に屋台がずらりと並びだした。
これこれ!これを目当てにマラケシュにきたようなものなのだ。
2009011002.jpg
ソーセージの屋台でチョリソと内臓のトマト煮みたいなものを食べる。

巻貝のようなものの屋台が見えたので注文してみると、
それはかたつむりであった!
2009011004.jpg
最初はちょっと抵抗があったけど
なれてくるとビールが欲しくなる珍味。

イスラムの国なので、ビールは気軽に買えないのだけれども。

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【2009/01/10 06:59】 | 31か国目★モロッコ(09.1/5〜1/12) | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
マラケシュ新市街
モロッコにもカフェがたくさんある。

同じく北アフリカのチュニスでは、
オープンカフェでエスプレッソを飲んでいた人を多くみかけたけど、
こちらでは、圧倒的にミントティである。

だけど、ミルク入りコーヒーを注文すると、
思いのほかおいしいエスプレッソ+ホットミルクが出てくる。

やっぱりカフェもフランス支配下の影響があるんだろうなぁと思う。

そう考えると、チュニジアではフランスのバゲットのようなパンを良くみたし、
街中にあるサンドイッチ屋ではよくそのパンを使っていたのだけれど、
モロッコでは他のアラブの国でよく食べていた円形のパンが多く、
サンドイッチもこのパンを半分に切ってピタサンドのように半円状のパンの間に具を挟むものが多い。

国によってフランスが表面化される部分も違うんだなぁ。

といっても、今回行かなかったモロッコとチュニジアの間に位置するアルジェリアでも
きっと同じようにフランス語が通じて、オープンカフェがあるんだろう。

カミュが書いた異邦人の国アルジェリア。
内容はうろ覚えだけど、フランス人が感じたただならぬ疎外感が印象に残っている。
モロッコとチュニジアとやっぱり似ているんだろうけれども、
そりゃ違うんだろうなぁ。どんな国なんだろう。


話がそれたけれども、カフェについて思いを巡らせたのは、
ここマラケシュのフナ広場周辺に並ぶカフェがおしなべて小奇麗であり、
店員は黒のスーツを着ていたりしてすましているからであった。

タンジェやフェズの旧市街ではあまり見かけなかった
ツーリスティックな匂いがプンプンするのである。

こんななところでカフェとクロワッサンの朝食なんかを食べてしまったら
高いうえにきっとチップを請求されるんだろうなぁ、と敬遠してしまう。

それよりも、私たちがマラケシュで気に入った朝食はといえば、
店頭で朝だけ女性たちがせっせと焼いているクレープである。
ハチミツ入りなので甘くて食べ応えもあり、しかも2DH(25円)ぐらいと安い。

グラスに入ったたっぷりの砂糖入りのミントティと一緒に食べれば
朝からなんとなく幸せな気分になるのだった。

スープとパンの朝食も手軽でおいしいのだけど
マラケシュに限っては、このクレープを焼く店がやたらと多かった。

やっぱり、これもフランスなのかなぁ。

パリで食べ歩きできるようなお手軽スナックといえば
クレープぐらいしか見あたらなかったものなぁ、と思い出す。


それはそうと、今日は明日のタンジェ行きバスを調べるため
新市街のCTMオフィスに行った。

ところが、タンジェ行きは出発が夜中の2時半、到着が午前11時だという。

ちょっと時間が半端なので、
列車のスケジュールを聞くため駅に向かう。
2009011102.jpg
マラケシュ駅は、びっくりするほど綺麗な建物で、
空港のような大きな電光掲示板に列車案内が見やすく表示されている。

マクドナルドやKFCも併設されており、
さらにはフリーwifiが飛んでいた。

インフォメーションはホテルのレセプションのように小奇麗で、英語が通じる。

21時発、朝7時半着という夜行列車があるので
明日はこれでタンジェに行くことに決めた。

駅から少し歩いて、今度はスーパーマルシェに向かった。
フェズにもあったACIMという大きなスーパーがマラケシュにもあるようなのだ。

ここで、またしても飲み物やお菓子などを買いだめ。
ビールやイワシの缶詰、インスタント麺、お茶葉も購入した。
2009011103.jpg
パッケージがあまりにキュートすぎてどれを買うか迷ったサバ缶。

マラケシュのビールと、カサブランカのビールを買ったつもりだたのに
帰ってよくみたら両方ともマラケシュビールでがっかり。

バスでメディナに戻って、食堂でクスクスを食べる。
クスクスは体が温まるし、野菜がたくさん取れるし、ボリュームがあってよい。

ただ、タジンもそうなのだけど、どこで食べてもだいたい同じ味付けなので
ちょっと飽きが来るけれども。

遅い時間に食べたこのクスクスのせいでお腹が空かず、
夜は屋台でスープを飲んだだけで済ませた。

もっといろいろなものを食べたいのだけれど、モロッコでの食事もあと残り数回になってしまった。
モロッコ名残惜しいなぁ。
2009011105.jpg
この光景ももう見られなくなるのか。

私たちは8泊9日でタンジェ、フェズ、メルズーカ、マラケシュと周遊したのだけれど
結果的にそのうちベッドで寝たのがたった3泊、あとは夜行と野宿という
かなりハードなスケジュールになってしまった。

もっと気候のよいときに、2週間ぐらいのんびりできたら素敵だなーと思う。

そう思う反面、今の私には先を急ぎたい気持ちも出てきた。
理由は簡単。寒いから!

スペインに戻って一週間ほどすれば、次は南米である。
初めての南半球。
これが意味するところはというえば…そう、あちらは夏なのである!
早く半袖短パンとかでリラックスしたい。
2009011104.jpg
宿の中庭。
マラケシュの安宿は、夏に泊まる分には最高だろうけど
冬場はヒーターがないし、お湯もあまり出ないしツライ。

明日の夜行列車が寒くないことを、切に祈る。



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【2009/01/11 00:51】 | 31か国目★モロッコ(09.1/5〜1/12) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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