はじめに
20代にできなかった世界旅行を、30歳で彼氏と一緒に!と
2008年2月29日に出発した世界一周旅行。
旅行日数のべ425日、2009年4月29日に帰国いたしました!
最終地のハワイで彼氏は旦那となり…
準備期間から旅行中のあれこれ、事後報告など右のカテゴリ別にご覧ください☆
 
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深夜のボーダーとシムケント
私たちはキルギスの首都ビシュケクから夜行バスに乗り、
カザフスタンの地方都市シムケントへ向かっている。

昨晩23時判ごろ、バスが止まり、皆が降りているので私たちも降りた。
トイレ休憩かなと思ったのだ。

しかしここがキルギスとカザフスタンのボーダーであった。
まさかこんな時簡に開いているとは思わなかった。

キルギス側に両替所があったので、
少量のキルギスソムを、カザフスタンテンゲに替える。

イミグレーションでは、またしても外国人優先である。
キルギス人が並んでいる横に待たされ、
パスポートを係員に預けると、スタンプを押されてすぐ戻ってきた。
こんな時だけ優先でも…という気がしないでもないけれども。

カザフスタン側も特に問題なく、
ビザ申請の時に記入した出国カードにスタンプが押され、
税関申告書は記入しなくても大丈夫だった。
荷物検査検査もなく、いたってスムーズ。

カザフスタンに入り、
チェックを終えたバスがボーダーを越えて来るのを皆で待つ。

暇だったので物価を調査しに商店に入る。
カザフの100テンゲはほぼ日本の100円と同価値なので
非常に分かりやすい。

相方が、250ccのスポーツドリンクを手に値段を聞いたら
300テンゲと言われる。高っ!
カザフスタンは中央アジアの中で最もインフレ&物価高騰が進んでいる国だと聞いているし
ちょっと幸先不安になったのだった。



気がつくと、バスが止まっている。
時間を見ると朝の6時。
そろそろシムケントに着くころだ。

このバスは、実はウズベキスタンのタシケント行きであり、
私たちは途中下車しなくてはならない。

でも、どこで降りたらいいのかわからない。

そもそも、私たちの目的地はウズベキスタンであるのだが
せっかく1週間以上も時間をかけてカザフのビザを取ったので
せめて1泊ぐらいしようという気持ちなのである。

もしこのままタシケントまで連れて行ってくれるのだったら
それはそれで構わないのになー、という考えも私の中にはあった。

バスは数人の乗客をそれぞれの目的地で降ろし、
それからガソリンスタンドへ入る。

ここでバスのスタッフが、「ヤポーンヤポーン」
つまり日本人日本人と我々を探し
シムケントだから降りろと言う。

こんなどこだか分からないところで降ろされてはたまらないので、
バスターミナルで降りたいと繰り返す。
周りの人の応援もあって、バスは鉄道駅らしいところで我々を降ろして去っていった。

鉄道駅か。
ちょうど、シムケントから程近いジベックジョルのボーダーが閉じていると聞いていたので
鉄道でタシケントへ入ることも考えていたのだから丁度いい。

ところが、時刻表を見たり、受付の人に聞いたりするが
ロシア語の分からない我々にはどうも理解できない。
たぶん、列車があることはあるようなのだが
シムケントからの直行があるのか、
ないならどこから乗ったらいいのかなどさっぱり分からない。

なので列車の線はあきらめ、ちょうど駅構内にATMがあったので
2日分のカザフテンゲを降ろし駅を出た。

駅前にはキリル文字で「タシケント」と書かれたマルシェルートカがいるが、
タシケントの上には小さく「チェルニャイェフカ(ジベックジョル)」とボーダーの名前が書いてある。
しかし今、このボーダーからはウズベクに入ることが出来ないと聞いている。

試しに、「ヤッラマに行くか?」と別のボーダーの名前を挙げて聞いてみると
行く行く、と頷く。値段を聞いて、明日来るよとその場を去った。

この日は疲れていたので、ガイドブックを見て駅から近そうな宿に泊まることにした
15分ほど歩いて目的の宿に着く。
入り口には、「悠久のシルクロードの旅云々…」というツアー名が日本語で書かれた
観光バスが止まっていたので日本人ツアー客が利用する宿らしい。

一番安い4000テンゲの部屋にチェックイン。
どうやらこの宿は24時間制らしく、朝の8時に入ったのでチェックアウトは明日の8時なんだそうだ。
部屋は狭いし、暑い。でも、冷蔵庫がある。一応、朝食つき。

シャワーを浴びて、一眠りする。

宿の入り口から見た風景。
左にモスク、右にはなぜか戦闘機が飾られているのが見える。

目が覚めると、午後の4時近くになっていた。
相変わらす部屋の中は暑い。
東南アジアなら天井にファンが着いていそうなものなのにな…

窓はもちろん二重窓だし、部屋はもちろんバスルームにもヒーターが着いている。
中央アジアでは冬の寒さ対策はしっかりしているのだろうけど
夏の暑さ対策はあまり気を配っていないのかもしれない。

せっかく1泊しているのだから、少し散策しようと
宿の近くにあるという、バザールを目指す。

外に出ると日差しが鋭く、というより熱風の中を歩いているようだ。
中国の敦煌やトルファンで体験した40度の外気を思い出す。
同じぐらいここも暑い!

汗をかきながらバザールまで行くと、もう閉まっていた。
まだ16時前なのに!早すぎる。

私がシムケントでやりたいことといえば、
バザールの中のチャイハナで、
カザフスタンのシャシリクを食べることぐらいだったのに!


がっくりしながら、バザールの前に出ている店をブラブラと見学する。

売っているものはビシュケクとたいして変わらない。
物価もほとんど同じように思う。
非常に安いトマトが目に着いたけれども。

羊の頭。ドキリとさせられる。

その辺の食堂で、ピロフとマントウとビールを頼む。
これもキルギスにいたときとあまり変わり映えしない食事だけど
とりあえず、カザフスタンのビールが飲めただけでよしとしよう。


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【2008/07/27 19:06】 | 12か国目★カザフスタン(08.7/27〜7/28) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
シムケント~タシケント
朝8時にタシケントの宿をチェックアウトして、鉄道駅へと向かう。
昨日と同じように、駅前にはマルシェルートカが何台か止まっており
その中にはタシケントと書かれた看板を掲げている車もいる。

その運転手とおもわれる男性に、ヤッラマに行きたいと言うと
昨日と同じように、行く行くと頷いた。

しかし、料金の段になると、ひとり800ソムと
昨日の600ソムよりも高く提示してきた。

600ソムでしょ、と言うと、
そんな値段じゃ行くわけないとばかりに
オーバーアクションで手を振り降ろす。
運転手ではなく、周りのとりまきが、だ。

こちらも昨日と同じじゃないと乗らないと引かずに
しばらく離れて様子を見ていたら、結局彼らが傍に集まってきて
OKOK乗りなよといった手振りをした。
別にひどく値切っているわけじゃない。
600という数字は、昨日彼らが自ら示した額なのだ。

しばらくして、客を満杯につめこんだ車は
ひたすら高原の道を走り続けた。
窓ガラス越しにジリジリと指す日差しが痛いぐらいだ。

2時間半ほどして、ここがヤッラマだと車が止まった。
運転手が我々の荷物を荷台からおろしながら言うには、
ここからボーダーまでタクシー100スムで行ける
というようなことだった。
確かに、すでにタクシーの運転手が我々を待ち構えている。

分かったありがとうと運転手に言うと、
彼は陽気なポーズをとってから運転席へと戻り
私たち以外の客を乗せた車は、彼が指差したヤッラマとは違う方向に走り去って行った。

運転手との話を一緒に聞いていたタクシードライバーが我々を先導するので
とりあえずついていってみる。
タクシーに乗り、当然ひとり100スム換算で200スムを出すが
笑って受け取らない。
ひとり200スムだと言う。
さっきは100スムって言って、この人も頷いていたのに!

朝のマルシェルートカに続いてのことだし何だか腹が立ってきて
だったら乗らないよと車を降りた。
これは金額の問題ではない。
ふたりで200円でも400円でも私たちにはそう痛い出費ではない額だ。
ただ、なんで突然、金額を変えるのか。
それは私たちが外国人だから気が変わったのだろう。
その事実が煮え切らない気分にさせる。

車を降りたものの、タクシー以外に行ける方法なんてないんだろうし、
とりあえずウロウロしながら他のタクシーに交渉するかどうか迷っていると
運転席から「ヤッラマー」と叫ぶ車が通りかかった。
白タクだと思い、握り締めた200ソムを見せたところ
OKと頷いたので車に乗り込んだ。

相方がもう一度料金の確認をすると、お金は要らないという。
彼らはカザフスタン人で、仕事のためにボーダーに行くのだとも。

彼らが何の仕事をしているのかは分からないが、乗り心地のよい乗用車は
140キロのスピードで滑るように走る。

10分ぐらいでボーダーに到着。
彼らは本当にお金は受け取らず、私たちはお礼を言って別れた。
どうもありがとう!


少し気を引き締めてゲートの中に入る。
ちょうど国際バスが到着したすぐ後だったのであろうか、
ウズベクパスポートを手にした人たちの人だかりができている。

カザフスタン側のパスポートコントロールでは、
ビシュケクのカザフスタン大使館で見たような
おしくらまんじゅうの人だかりができていて、
とてもじゃないかバックパックを背負った我々が参戦できそうにない。

木陰に座って人がある程度はけるのを待ち、
数人になったところで入り口に向う。
すると、私たちのすぐ後にまた別の団体が押し寄せてきた。
忙しい国境である。

この国境ではないかもしれないが、
カザフの国境では賄賂を請求されたという話をよく聞く。
しかしそんなこともなくイミグレーションを通過。

次はウズベキスタン側だけれど
こちらも特に問題なく通過。

今日の国境越えはかなりドキドキしていたのに、
あっけないほどあっさりとスルーしてしまった。


ゲートを出ると、タクシーが止まっていて
タシケントタシケント、と声を掛けてくる。

両替所を探しすけれども、それらしきところがない。
私たちは不干渉エリアでジュースをカザフテンゲで買い
おつりをウズベクソムでもらっただけしか、ソムの手持ちがないのだ。

少し歩いたところで声を掛けてきた白タクと話をすると、
タシケントまでひとり5000ソムと言うので承諾したいところだっただが
ソムが足りないし、ドル払いでは嫌だと言う。

すると、別の提案をしてきた。
彼に2000ソム払えばタシケントまでひとり2000ソムでいけるところまで行き、
タクシーに交渉してあげるというのだ。

2000ソムなら手元にあるし、次のタクシーにはドルで払えばよい。
喜んで承諾し、車に乗り込んだ。

約束どおり、彼は10分ほどのところにあるタクシー乗り場まで走り、
ひとり2000ソムでタシケントまで行くよう友達と思われるタクシードライバーに交渉してくれた。
ドルでもOKというので、ふたりで4ドル払う。

20~30分ほど走り、車が止まった。
バスターミナルのあるメトロの入り口だ。

駅で時刻を見ると、午後2時すぎ。
時差があることに気がつき、時計を1時間まき戻す。

宿のもより駅で降りて地上に上がると、そこにソフトクリームスタンドがあった。
朝からろくな食事をしていない私たちは、
思わずソフトクリームと、サモサを買う。両方うまい!!

この店は人気店なのか、ひっきりなしに人が押し寄せていた。

アイスを求める人たち。

宿にチェックインして、近くの食堂でシャシリクを食べる。
レバーが入ったサモサがおいしかった。


なにはともあれ、ようやく念願のウズベキスタンに来れた。
国境を越えたからか、ずいぶん疲れている。
タシケントの暑さも半端ではない。
今日も寝苦しい夜になりそうだ。


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【2008/07/28 19:15】 | 12か国目★カザフスタン(08.7/27〜7/28) | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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